2020.11.30
こんにちは。リペアスタジオREFINEです。
最近街中でよく見かけるのが、巾着バッグ。
数年前から流行りだし、いまだに根強い人気がありますね。
今回は、J&M DAVIDSON巾着バッグのお修理について。
併せて、巾着バッグ人気の理由、J&M DAVIDSONについてもおはなししますので、最後までお付き合いください!
目次
1.巾着バッグって何?
独特なフォルムと持ち手を引っ張るとキュッと閉じる利便性から、女性のみならず、男性でも持っている方も見かけますね。
そんな巾着バッグ、原点は江戸時代にまでさかのぼります。
丈夫で幅の広い帯が普及し始めると、腰にぶら下げる形のバッグとして流行りだしたのが巾着でした。
着物の構造上、腰にぶら下げるしかなかったので、紐の先に根付をつけて帯に挟んで持ち歩いたそうです。
「身軽な装いこそ粋」とされていた江戸時代。
それに通ずる「ミニマムな暮らし」や「断捨離」が注目される現代で、巾着バッグが流行するのは必然なのかもしれませんね。
2.巾着バッグが人気の理由3つ
①巾着独特のコロンとしたあのフォルム
②心地いいラフさがあり、合わせる洋服を選ばない
③マチがたっぷりあって、収納力に長けている
筆者が思いついたのはこの3つでした。
ロエベやルイヴィトン、セリーヌなど、有名ブランドもこぞって発売していますし、今後も人気は続きそうです。
素材もレザーやナイロン、コットン、ファーと様々。
是非、お気に入りのものを見つけてみてはいかがでしょうか。
3.フリンジ巾着バッグといえば、J&M Davidson(デヴィットソン)
「J&Dデヴィットソン」は、イギリスのバッグとレザーグッズのブランド。
1976年にジョン・デヴィットソンとモニク・デヴィットソン夫妻がデザイン活動をスタートし、1984年にJ&Mデヴィットソンを設立しました。
イギリス人のジョンとフランス人のモニクから生まれるアイテムは、「イギリスとフランス」そして「男性と女性」という様々な視点を取り入れており、ヨーロッパの伝統的なスタイルに独特の装飾を取り入れたデザインが特徴。
ベーシックなアイテムに最小限のモードなエッセンスを取り入れ、「永遠のベーシック」と称されています。
数多くあるアイテムの中でも、不動の人気といえば「カーニバル」。
有名人でも愛用している人が多いアイテムですね。
巾着バッグのコロンとしたフォルムに、フリンジが華やかさをプラスしてくれています。
カラーバリエーションも豊かなので、色違いで持っている方も多いそう。
2019年には、「フリンジカーニバルミニ」という新モデルが登場しました。
サイズはカーニバルより一回り小ぶりで、長めのフリンジやチェーンハンドルがこなれ感を演出してくれます。
気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
4.お修理品はこちら
こちらはカーニバルにスタッズが沢山ちりばめられたモデル。
(*フリンジ部分についている茶色いネットは、フリンジを保護する為につけてあります。)
ショルダー付け根のループが切れてしまっています。
このままでは使用できませんし、見た目が少し気になってしまいますね。
そこで今回は、「右ループ作製+取り付け」を承りました。
5.お修理完了です
元の革と糸になるべく近い質感のものを使用し、ループを「復元」しました。
その為、取り付けても全く違和感のない仕上がりになっています!
6.まとめ
使用していたものが破れてしまったり割れてしまったり、目に見えて故障してしまうと、「もう直らないかな」と諦めてしまっていませんか?
そんな時は、リペアスタジオREFINEに一度ご相談ください!
お預かりしたものを「復元」できるよう、REFINE一同、全力を挙げて取り組みます。
また、Twitterにて様々なお役立ち情報やリペアスタジオREFINEについて等、発信しています。
よろしければご覧ください!
それでは、また次のPageでお会いしましょう。
Page.26