2023.06.23
・側面に塗ってあるのゴムのようなものが剥がれてきた…
・革の表面が擦れて変色してきた・・・
・付け根が切れそう…
お気に入りのブランドバッグの持ち手にこんなトラブルが起きて困っていませんか?
そして、どこに修理を頼んだらいいか迷っていませんか?
バッグの持ち手というのは使用の度に触れるパーツですので摩擦や力のかかり具合などによって先述のようなトラブルが起きやすいですが、トラブルが起きた際に「まだ少ししか症状でていないし大丈夫…」とそのまま使用することはおすすめしません。
なぜなら、そのまま使用する事により症状がさらに広がって、最終的に修理料金が高くなったり納期が長くなってしまう恐れがあるからです。
また、ブランドバッグというのはパーツ一つ一つにまでデザイナー及びブランドのこだわりが詰まった品です。
だからこそ、修理後も元の雰囲気のまま使用していきたいですよね。
もし元の持ち手が活かせなかったとしても、その持ち手をそっくり「再現」する技術がある修理店ならば、手元に戻ってきた後も違和感なく使用できるでしょう。
その為、少しでも持ち手に不調を見つけたら、確かな技術がある修理店へ相談するのが良いでしょう。
しかし、インターネットで修理店を調べると多くの店舗が検索結果として表示されるかと思います。
そんな多数のお店の中から「ブランドバッグの持ち手修理」に最適な修理店を探す際には
・それぞれの症状ではどういった修理内容になるのか解説してある
・元の持ち手を最大限活かした修理実績がある
・持ち手を交換した場合の修理実績とその仕上がりが掲載されている
といったポイントに注目して、店舗を選ぶと良いでしょう。
そこで今回は、「【復元】をコンセプトとして修理を行っているリペアスタジオREFINE」が
・ブランドバッグの持ち手に起きやすいトラブルとREFINEでの修理方法6つ
・リペアスタジオREFINEの修理事例(写真つき)
など、修理専門店の一例として「ブランドバッグの持ち手にトラブルが起きている人が修理店を選ぶ際の判断材料となる情報」をまとめました!
このコンテンツを読むことで、「持ち手にトラブルが起きているブランドバッグをどこに修理依頼すれば良いか」判断できるようになっているでしょう。 是非、最後までご覧ください!
目次
1. 持ち手の一部が切れそう/切れてしまったときは「補強」もしくは「一部作製」
持ち手が切れそうになってしまった時、もしくは切れてしまった時は、
・補強
・一部作製
を行います。
それぞれ異なる特徴があるので、紹介していきます!
1-1. 「補強」の修理方法と事例写真
補強という修理は、切れそう/切れてしまった部分を継ぎ合わせ、元の持ち手を復元するお修理です。
切れそう/切れてしまった部分というのは当然、強度がありません。
その為、弱くなってしまった部分に強度を持たせ、元の見た目に整えるお修理が「補強」です。
REFINEでは数多くの補強を承ってきましたが、
修理箇所がわからないくらい綺麗!
とお喜びの声を多数いただいています。
症状:持ち手(ショルダーベルト)の両付け根が切れそう
修理内容:持ち手両付け根補強
修理料金:¥8,800(税込み)
症状:持ち手の両付け根が切れそう/抜けそう
修理内容:持ち手両付け根補強+縫込み
修理料金:¥8,800(税込み)
1-2. 「一部作製」の修理方法と事例写真
切れそう/切れてしまった部分を継ぎ合わせることができない時は、「一部作製」というお修理になります。
・切れそう/切れてしまった部分のダメージが大きい
・継ぎ目があまりにも目立ってしまう
こういった時には、切れそう/切れてしまった部分のみを新しく作製する「一部作製」というお修理を行います。
使用する革の色や質感にこだわり、しっかり持ち手になじむ仕上がりでお返しします!
症状:持ち手の片側付け根が切れそう
修理内容:持ち手片側付け根 一部作製
修理料金:¥5,500(税込み)
症状:持ち手の片側付け根が切れそう
修理内容:持ち手片側付け根 一部作製
修理料金:¥5,500(税込み)
2. 持ち手全体に色擦れや剥がれ、ひび割れなどのダメージが見られる時は「全体作製」
持ち手に全体的なダメージが見られる時は、「全体作製」をおすすめしています。
先述の通り、ブランドバッグは隅々までブランドのこだわりが詰まった品です。
その為、元のパーツを交換することに抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。
ただ、持ち手というパーツはバッグを使用する上で特に重要なパーツです。
見た目はもちろんですが、機能面で考えても最善の状態で使用することが理想ですね。
そして、全体的に色が剥げていたり剥がれていたりひび割れていたりする持ち手は、それだけダメージが蓄積されていると考えられます。
だからこそ、思い切って新しく作製することで、そのブランドバッグをさらに長く気持ちよく使用できるのです。
REFINEでは、持ち手作製をする際は
・革の色や質感
・ステッチに使用されている糸の色や太さ
・フチに塗られている革用ニスの色
など、細かな部分にまでこだわり、元の持ち手を【復元】してお返ししていますので、安心してお預けいただけるでしょう!
症状:持ち手表面がひび割れた
修理内容:持ち手作製(1本:染め革使用)
修理料金:¥24,200(税込み)
症状:両持ち手が黒ずんできた
修理内容:両持ち手作製
修理料金:¥26,400(税込み)
症状:持ち手の表面が剥げてきた
修理内容:両持ち手作製
修理料金:¥26,400(税込み)
症状:ショルダーベルトが全体的にボロボロ
修理内容:ショルダーベルト作製(ショルダーベルト取り付けの際にカシメも交換)
修理料金:¥24,200(税込み)
また、持ち手の握る部分に取り付けられた革が硬くなってしまったり・ボロボロに剥がれてしまった時は、その握り部分の革のみ作製することができます。
持ち手の全体作製同様、使用する素材にこだわって作製するので、修理後も違和感なくご使用いただけるでしょう!
症状:持ち手握り部の革が劣化してきた
修理内容:両持ち手握り部革 作製
修理料金:¥13,200(税込み)
3. 持ち手が折れてしまった時や持ち手の間から芯が出てきてしまった時は「芯交換」
持ち手内部の芯にダメージが蓄積され折れてしまった際は、「芯交換」を行います。
通常、持ち手の内側には「芯」が入っています。
形状や硬さは様々ですが、この芯は持ち手にハリを持たせ一定の形を保つ働きがあります。
しかし、バッグ使用時の負荷で内部の芯が割れたりちぎれたりすることで、持ち手自体も折れたような症状が出てしまうのです。
さらに、症状が進むとその芯が持ち手から飛び出してきてしまうこともあります。
そんな時は、持ち手内部の芯を新しいものに交換し、持ち手の見た目と強度を復活させましょう!
症状:持ち手が変形した(芯が折れている状態)
修理内容:両持ち手芯交換
修理料金:¥19,800(税込み)
症状:リュックのショルダーベルトが劣化した
修理内容:両ショルダーベルト芯交換
修理料金:¥27,500(税込み)
4. ステッチがほつれている時は「縫い直し」
持ち手のステッチがほつれてしまった時は、「縫い直し」を行います。
摩擦やアクシデントで持ち手の糸が擦れたり切れたりすること、ありますよね。
ステッチというのは、どこか1箇所がほつれてしまうと、そこを起点にどんどん広がっていく傾向にあります。
その為、ほつれを見つけ次第すぐに修理することをおすすめします。
ただ、ほつれを縫い直した際に、使用した糸と元の糸に違いがあると、新しく縫った部分だけ目立った仕上がりとなってしまいます…。
その点、REFINEには太さや色で細かく分けると200種類以上の糸在庫がありますので、しっかり元のステッチとなじんだ仕上りとなりますよ!
症状:持ち手付け根がほつれた
修理内容:縫い直し
修理料金:¥2,200(税込み)
症状:持ち手付け根がほつれた
修理内容:縫い直し
修理料金:¥2,200(税込み)
5. フチの革用ニスが剥がれている時は「ニス塗り直し」
持ち手のフチに塗られている革用ニスが剥がれてしまった際は、「ニス塗り直し」を行います。
持ち手のフチのゴムのようなものが剥がれてしまって…
というご相談は頻繁にいただきます。
このゴムのようなものの正体は「革用のニス」です。
革の断面同士を貼り合わせた部分に塗られ、木工用ニスとは異なり乾いても柔軟性を保つ特性を持ちます。
その為、持ち手はもちろんバッグの開口部やお財布のフチに塗られていることも多いですね。
さて、こちらの革用ニスはほつれと同様、剥がれた部分を起点にベロンとめくれてしまうことが多いです。
その為、フチに塗られている革用ニスに剥がれが見られた場合は、すぐに修理を検討するのがおすすめです!
症状:持ち手片側の革用ニスが剥がれた
修理内容:持ち手片側 革用ニス塗り直し
修理料金:¥6,600(税込み)
症状:両持ち手のコバが劣化した
修理内容:両持ち手コバ塗り直し
修理料金:¥11,000(税込み)
6. バンブー持ち手が広がってしまった時は「バンブーハンドル調整」
グッチのバッグに多く見られるバンブーハンドルが広がってしまったら、「バンブーハンドル調整」を行いましょう。
バンブーハンドルの原材料は天然の竹です。
天然の竹は元の状態に戻ろうとする力が強いので、そのまま保管しているとハンドルが広がってしまって、最終的にハンドル根元の革パーツがちぎれてしまうことも。
その為、バンブーハンドルが広がってしまった際は、すぐに修理店で元の幅に調整し直しましょう!
ただ、バンブーハンドルの調整には専門的な技術が必要で、失敗するとハンドが割れてしまうこともあるので、依頼するお店選びの際は「過去に修理実績があり、綺麗に仕上がっているかどうか」を基準にするとよいかもしれませんね。
症状:バンブーハンドルが広がってしまった
修理内容:バンブーハンドル調整(2本)
修理料金:¥7,700(税込み)
症状:バンブーハンドルが広がってしまった
修理内容:バンブーハンドル調整(1本)
修理料金:¥3,850(税込み)
7. ブランドバッグの持ち手修理にREFINEがおすすめの理由
ブランドバッグの持ち手修理にリペアスタジオREFINEがおすすめの理由は以下2つです。
・持ち手関連修理の実績が年間2000本以上ある
・修理に利用する素材の在庫が豊富にある
まず、「持ち手関連の修理実績が年間2000件以上ある」ことです。
持ち手修理の多くには、
・元の持ち手の革と同じ寸法で革を切りだす
・古くなった芯を取り除き、同じ形で芯を入れ直す
・天然素材の持ち手を割らないように調整する
といった、専門技術を必要とする工程があります。
技術というのは、それまでに行ってきた修理を通して得た知識・経験を元に磨いていきます。
つまり、高い技術力を得るには「いかに多くの修理を行ってきたか」が重要となる、と言っても過言ではないでしょう。
その点でいうと、REFINEには年間2000本以上の持ち手関連のお修理実績がありますので、日々積み重ねている経験と手に入れた知識を元に、REFINEの職人達の技術力もアップデートし続けられていると言えます!
次に、「修理に使用する素材の在庫が豊富にある」こともREFINEがおすすめの理由です。
先述の通り、持ち手修理には主に
・革
・糸
を工程中に使用します。
その為、これらが元の持ち手と大きく異なってしまうと、ブランドバッグ全体の印象まで変わってしまいますよね。
だからこそ、修理に使用する素材選びは【復元】にとって重要となってくるのです。
さて、REFINEでは
・200種類以上の革在庫
・色や太さで分類すると2000種類以上もある糸在庫
といった豊富な素材在庫を所持しているため、一つ一つのバッグに最適な素材を選択する事ができます。
その結果、元のブランドバッグを【復元】したかのような仕上がりとなるのです!
つまり、圧倒的なブランドバッグ修理実績があり、修理に使用する素材在庫を豊富に持つREFINEなら、ブランドバッグの持ち手がまるで元の状態に【復元】されたかのような仕上がりで手元に戻ってくるでしょう。
8. まとめ
今回のまとめです。
・ブランドバッグの持ち手修理は大きく分けて6つの方法がある
・持ち手に少しでもトラブルが起きたら、状態が悪化する前に修理店へ相談
・ブランドバッグの持ち手修理には「持ち手関連の修理実績が年間2000件以上あり、修理に使用する素材の在庫が豊富にある」リペアスタジオREFINEがおすすめ!
このコンテンツが、一つでも多くの「ブランドバッグの持ち手についての悩み」を解決するきっかけとなったなら幸いです。