2021.10.05
ロゴが消えかけているバレンシアガのお財布の修理をどこに頼んだらいいか困っていませんか?
ネットで検索しても、バレンシアガの財布のロゴを修理してくれるお店はほとんど見かけません。
リペアスタジオREFINE独自調査の結果でも、11修理店中10店が修理不可と解答しています。
それは、「箔押し」という方法で革に施されていることが多いバレンシアガの財布のロゴは、一度色が剥げてしまうと再び「箔押し」によってぴったり同じ部分に色を入れることが大変困難だからです。
その為、多くの修理店では受付していないのでしょう。
しかし、「財布のロゴが消えそうになっていて困っている方は必ずいるはず!」という職人の想いから、我々リペアスタジオREFINEに「ロゴ補修」という技術が生まれました。
残念ながら、リペアスタジオREFINEでもできる範囲とできない範囲があるのですが…そのわずかな希望にかけてみたい!というあなたに向けて、このコンテンツを発信しています。
このコンテンツでは、
・バレンシアガのロゴ補修にREFINEがおすすめの理由
・バレンシアガのロゴを補修した事例
・ロゴが綺麗に補修できるかどうかのチェックリスト
を、紹介しています。
お財布のロゴは消えても使用に支障はありませんので、消えかけていてもそのまま使用していた方も多いのではないでしょうか。
しかし、ロゴはブランドの象徴ともいえる存在です。
せっかく気に入って購入したお財布は最善の状態で綺麗に使用したいですよね。
このコンテンツを最後まで読めば、ロゴの消えそうなバレンシアガの財布をどうすべきか判断できるようになるでしょう。
是非、最後までご覧ください!
目次
1. バレンシアガのロゴ補修にREFINEがおすすめの理由
バレンシアガのロゴ補修にREFINEをおすすめする理由は2つあります。
・そもそもロゴの補修をしている修理店が少ない
・バレンシアガ含め多くのブランドのロゴの補修をしてきた実績がある
それぞれ詳しく見ていきましょう!
1-1. そもそもロゴの補修をしている修理店は少ない
多くの修理店では、箔押しされたブランドロゴの補修は修理を受け付けていないようです。
先述の通り、お財布に入っているブランドロゴは革に「箔押し」された状態です。
「箔押し」はホットスタンプとも呼ばれ、加熱した凸版で革をプレスする事で箔の素材を吸着させる方法を指します。(参考:ホットスタンプ|株式会社イルミネーション)
財布のロゴが薄くなっているということは、この箔が剥がれてきているということですね。
その薄くなっているロゴを再び「箔押し」しようとすると、
・ブランドロゴの入った元の凸版が必要
・全く同じ部分にプレスしなければならない
等の問題が生じる為、ほとんどの修理専門店では修理不可、となっているのでしょう。
しかし、財布のロゴは使用しているうちにいつか必ず薄くなります。
それは使用する度に、手で触れたりバッグの内側と擦れたりしているからです。
「財布のロゴが薄くなって困っている人は、必ずどこかにいる。その悩みを解消して、再び気持ちよく使用していただきたい!」
という職人の想いから、REFINEでは箔押しを使用しない「ロゴ補修」の技術開発が進められ、今では毎月修理の依頼をいただいています。
つまり、REFINEは数少ないロゴの修理を独自の技術で承ることができる修理専門店ということです!
1-2. バレンシアガ含め多くのブランドのロゴの補修をしてきた実績がある【写真有り】
REFINEでは今まで、バレンシアガを含む多くのお財布のロゴ補修を承ってきました。
お財布ロゴの修理を受け付けている修理専門店はほとんどない中、REFINEにはロゴを補修する独自の技術があることは先ほどお伝えした通りです。
そして、REFINEのロゴ補修では「箔押し」を使用せず、筆で箔押しによってできた溝へ色を流し込んでいく、という作業を行っています。
財布のロゴはサイズが小さい分、溝も細いので、いかに難しく繊細な作業かお判りいただけるでしょう。
一般的にまだメジャーではないロゴ補修ですが、すでにREFINEでは月に15件以上のお問い合わせをいただくこともあります。
今回はその数々のお修理実績を写真付きで紹介していきます!
≪ロゴ補修≫ 基本料金:¥11,000~(税込み)
症状:ロゴが掠れた
修理内容:ロゴ補修
修理料金:¥11,000(税込み)
症状:ロゴが消えかかっている
修理内容:ロゴ補修
修理料金:¥11,000(税込み)
症状:ロゴが全体的に薄くなってきた
修理内容:ロゴ補修
修理料金:¥11,000(税込み)
2. ロゴ補修ができるかどうかのチェックリスト
バレンシアガの財布のロゴを補修する前に、この章で「自分の財布のロゴが綺麗に補修できるのか」をチェックしましょう。
チェックすべき項目は以下2つです。
・ロゴが全て消えていないか
・本体の革は凹凸が目立つ革ではないか
各チェック項目について解説していきます!
2-1. ロゴが全て消えてないか
ロゴ部分が完全に消えてしまっているお財布は、修理をお受けできません。
全部消えてしまっているロゴの補修をお受けできない理由は、「納得できるクオリティが出せないから」です。
ロゴ補修は、箔押しの色が残っている場合はそれがガイドとなり復元をしやすいのですが、完全に消えてしまった場合はほぼ職人の手書きとなってしまいます。
すると、
「ロゴにゆがみが出る確率が大幅に高まり、最終的な仕上がりが「箔が残っている場合」と比較して悪くなってしまう。」
という事実が技術開発段階で判明しました。
リペアスタジオREFINEの職人たちは、商品一点一点に対して
「最高のクオリティでお返しする」
という想いをもって修理にあたっています。
だからこそ、職人自身が納得できないクオリティでお預かりした商品をお返しすることはできません。
その為、あまり良くない仕上がりになる可能性が高い「ロゴが完全に消えているケース」に関しては、お修理することができないのです。
つまり、ロゴ補修においてお受けできる商品は
・一部欠けてしまった(消えてしまった)ロゴ
・全体的にかすれてしまったロゴ
となります。
2-2. 本体の革は表面の凹凸が目立つ革ではないか
凸凹が目立つ革(いわゆるシボ感が強い革)のお財布の場合は、仕上がりがイメージと異なる場合があります。
例えば、下の写真のようなシボ感だと、ロゴ補修を施すことはお勧めできません。
先述の通り、ロゴ補修は箔押しによってできた溝に色を入れていく作業です。
しかし、それを凸凹している革に施そうとすると、凹の部分に色が流れて広がってしまうことがあります。
そして最終的に、
・ロゴがわずかににじんで見える
・アルファベットの形が少し歪んで見える
という下のような仕上がりになってしまう場合も…。
その為、表面が凸凹しているシボ感の強い革のお財布のロゴ補修は、お客様のご期待に添えない場合がございます。
あらかじめご了承ください。
3. ロゴ補修を依頼する場合の6つの手順と納期の案内
この章では、実際にお財布のロゴ補修をREFINEに依頼した際の6つの手順と納期についてお話します。
REFINEにロゴ補修を依頼する際の手順は以下の図の通りです。
①まずは問い合わせページで必要事項を入力し、ロゴ補修したい商品の全体とロゴ部分の写真をお送りください。
②2営業日以内に担当者より、「修理内容及び概算お見積り金額」が記載されたメールを送らせていただきます。
③正式にご依頼いただきましたら、商品をリペアスタジオREFINEまでお送りください。
〒106-0044 東京都港区東麻布2丁目22-2
その際、キズが入らないようにお手持ちの柔らかい布や紙、不織布などでお財布を保護し、さらにビニール袋に入れていただけると幸いです。
*この際の送料はお客様負担となります。
*輸送中についてしまったキズに関しては弊社保証外となりますのでご注意ください。
④商品が到着しましたら、受け取りのご報告メールをお送りします。
そして、お財布を実際にチェックさせていただき、正式お見積金額をメールにてご連絡いたします。
⑤お見積り内容をご確認いただいたら、お修理開始となります。
REFINEの職人が想いを込めて、「復元」を施します。
⑥お修理が完了しましたら、お修理完了及び発送メールにてご連絡後、梱包し“ゆうパック”にて発送させていただきます。
また、REFINEでは「原則10日間納期」をお約束しています。
10日間納期とは、「お客様の商品がREFINEに届いてから10日以内に修理を終え、発送する」というものです。
4. まとめ
今回のまとめです。
・修理専門店でお財布のロゴの修理を行っているところはほとんどないが、REFINEには「ロゴ補修」という独自の技術があり、数多くのブランドのロゴ補修をしてきた実績がある!
・ロゴが完全に消えている場合REFINEでも修理ができないのは、職人の納得いく仕上がりにならないから。
・表面が凸凹したシボ感の強い革だと、わずかにロゴのゆがみやにじみが見える場合があり、期待通りに仕上がらないこともある。
・お財布のロゴが消えかけているときは、まずリペアスタジオREFINEへご相談ください!
このコンテンツを通し、[あなたがバレンシアガのお財布を再び最善の状態で使用するお手伝い]ができたなら幸いです!