2021.09.22
リュックのショルダーベルトの付け根が切れそうになっていて、そのまま使用することに不安を感じていませんか?
もしくは、完全に切れてしまって困っていませんか?
これからも長く綺麗に使用したいのなら、今すぐ修理すべきです。
リュックの付け根は、荷物の重さがダイレクトに伝わり力がかかりやすい部分ですね。
だからこそ最適な処置をしないと、より状態がひどくなったり余計な修理料金がかかってしまうこともあります。
そこで今回は
・リュックの付け根修理を修理専門店に依頼すべき理由
・修理専門店のリュックの付け根修理写真と料金
など、「リュックの付け根のトラブルで困っている人」に向けて、修理歴30年の職人が中心となって修理を行う我々リペアスタジオREFINEが持っている「リュックの付け根修理について本当に有益な情報」をまとめました。
お気に入りのリュックをこれからも愛用し続けるために、是非最後までご覧ください!
目次
1. 付け根が切れそうなリュックを今すぐ修理すべき理由3つ
付け根が切れそうなリュックはそのまま使用せず、今すぐ修理すべきです。
その理由は3つあります。
・そのまま使用していると、どんどん切れやすくなっていくから
・切れた状態で修理すると、長さが変わってしまうから
・切れてしまうと、修理料金が高くなる可能性があるから
それぞれ詳しく見ていきましょう!
1-1. そのまま使用していると、どんどん切れやすくなっていくから
切れそうな状態のままリュックを使用していると、使うたびに切れやすくなっていきます。
リュックのショルダーベルト付け根は先述の通り、力がかかりやすい部分です。
付け根の状態に関わらず、力は同程度かかるのです。
そうすると、当然ながら切れそうなベルトはダメージをどんどん蓄積して切れやすくなっていきますよね。
また片方が切れそうになっているということは、同じ時に同じ縫い方をしたもう片方のベルトも近い将来同じような状況になってしまう恐れがあります。
ベルトが切れそうなリュックはそのまま使用していると切れやすさが増していくので、すぐに修理に出すのがおすすめです!
1-2. 切れた状態で修理すると、長さが変わるから
切れたショルダーベルトを修理する際は、元の長さより短くなる可能性があります。
ショルダーベルトが切れそうな状態でそのまま使用を続けると、そのうち切れてしまうのはお判りいただけるでしょう。
もし完全に切れてしまった場合、切れた部分を内側に縫い込む修理となります。
そうすると、必然的に長さが短くなってしまいますね。
元々リュックのショルダーベルトは長さの調整ができる構造が多いので、使用にそこまで支障が出ることはありません。
しかし、ブランドが考え抜いて作った元々のデザイン性や身体へのフィット感が変化してしまう可能性は大いにあります。
修理後も、なるべく故障前と同じ使い心地で使用したいですよね。
その点、切れそうになっている状態で修理に出せば、長さを変えずに修理後も気持ちよく使用できるというわけです。
切れてしまったショルダーベルトは長さが短くなるので、切れそうな状態で修理に出しましょう!
1-3. 切れそうな場合よりも、修理料金が税込みで¥25,300ほど高くなる可能性があるから
ショルダーベルトの切れ方や全体的なダメージによってはそのまま取り付けることができず、新しく作成になって基本修理料金が税込みで¥25,300ほど高くついてしまうかもしれません。
以下のような切れ方をしたショルダーベルトは、そのまま取り付けできません。
・切れた拍子に大きく裂けてしまった
・切れた部分を避けて縫い込んだ場合、長さがあまりにも短くなってしまう
このような場合は、ショルダーベルトを新しく「作成」することになります。
また、
・ところどころ破れてきている
・ショルダーベルトの中に入っている芯が崩れているのが触ってわかる
のように、付け根だけでなくショルダーベルト全体のダメージが大きい場合も作成になる可能性が高いです。
すると、切れそうな部分の修理なら基本料金¥2,200(税込み)で済むところ、新しく一から作成の場合は基本料金が¥27,500(税込み)になるので、¥25,300(税込み)もの差が出てしまいます。
*参考修理基本料金:リペアスタジオREFINE
*あくまで基本料金なので、実際の修理料金とは異なる場合があります。
切れたショルダーベルトがそのまま取り付けできない場合は修理料金が高くついてしまう可能性が高いので、切れそうになっているのを見つけたら早急に修理しましょう!
2. 修理専門店での付け根修理事例と料金のご紹介
1章ではショルダーベルトの付け根が切れそうなリュックをすぐに修理に出すべき理由をお話しました。
修理すべきとわかりつつも、
「糸が緩んでいるくらいなら…」
「ミシンなら使えるし…」
と自分で出来そうだな、と思ってしまいますよね。
そこでこの章では、「修理専門店に頼んだ場合の付け根修理方法」と併せて「自宅でリュックの付け根修理ができない理由」を紹介していきます。
そもそも、リュックの付け根の修理には以下2つの症状と修理方法があります。
・ステッチがほつれて外れそうな付け根を「縫いなおし」
・ショルダーベルトの切れた付け根を「縫い込み」
それぞれ、自宅で付け根修理ができない理由と併せて見ていきましょう!
2-1. ほつれた部分を縫いなおし
ショルダーベルトがリュック本体に縫い留めてある付け根がほつれてしまった場合は、その部分を新しい糸で縫いなおします。
「ただ縫いなおすだけなら、ミシンもあるし自宅でできそう?」
と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし縫い直しをするには、ショルダーベルト+リュックの厚みを縫う必要があります。
キャンバス地(布地)のリュックでもかなりの厚みになりますし、革のリュックを家庭用のミシンで縫おうとすると、普通の縫い針では折れてしまうかもしれません。
さらに間違った縫い方をすると、リュック本体やショルダーベルトに余計な針穴が開いてしまい、見た目も悪くなってしまいます。
その点プロにまかせれば、正しい縫い方や修理に最適な機材がそろっているので、綺麗かつ丈夫になって手元に戻ってくる、というわけですね!
≪縫い直し≫ 基本料金:¥2,200~(税込み)
症状:ショルダーベルトの付け根がほつれた
修理内容:付け根縫い直し
修理料金:¥2,200(税込み)
2-2. 切れた部分を縫い込み
リュックの付け根が切れてしまった時は、切れた部分を本体の内側に縫い込みます。
ショルダーベルトの付け根が切れてしまった場合も、自宅で処置しようとしないでください。
切れてしまったベルトの付け根部分はもちろん弱くなっていますので、そのまま縫い付けてしまうとすぐに再発してしまうかもしれません。
しかし、プロであれば「必要があれば切れてしまった部分を補強して、本体の内側へ縫い込む」という修理を行う為、修理後も安心して使用できますね!
また1章でお話した通り、ショルダーベルトを縫い込む場合は本来の長さより短い仕上がりになります。
その為、片方のみの修理だと左右で長さの違いが気になることも…。
しかし、REFINEでは片方だけが切れている場合でも左右で長さを合わせるために反対側も同じだけ縫い込むご提案をしているので、見た目のバランスも良く自然な仕上がりになりますよ!
≪縫い込み≫ 基本料金:片方¥3,850~(税込み)、両方¥5,500~(税込み)
症状:ショルダーベルトの付け根が切れた
修理内容:付け根縫込み(両方)
修理料金:¥5,500(税込み)
症状:ショルダーベルトの付け根が切れた
修理内容:付け根縫込み(両方)
修理料金:¥5,500(税込み)
3. REFINEはリュックの付け根修理におすすめです!
REFINEでのリュックの付け根修理をおすすめする理由は以下の2つです。
・2000種類以上の糸在庫
・年間1800本以上のリュックの補強/ほつれ修理実績
それぞれについて説明していきます!
3-1. 2000種類以上の糸在庫
1つ目は、「2000種類以上の糸在庫」です。
リペアスタジオREFINEでは太さや色の違いで分類した場合、2000種類以上の糸を所持しています。
リュックに使用されている糸は、太さも色も商品によって様々ですね。
その為、新しく縫った糸と元々の糸の違いで商品の印象を変えてしまうこともあります。
しかし、REFINEでは有名ブランドでも使用されている海外製の糸やスタンダードな国産の糸など、多くのバリエーションを備えているので、本体としっかりなじんだ仕上がりとなります。
つまり、豊富な糸在庫を所持しているREFINEなら、修理箇所がわからないほどのクオリティで手元へお返しすることができる、ということです!
3-2. 年間1800本以上のリュックの補強/ほつれ修理実績
2つ目は「年間1800本以上のリュックの補強/ほつれ修理実績」です。
REFINEではリュックの補強/ほつれ修理だけで、年間1800本以上もの実績があります。
我々、修理専門店はその名の通り修理を専門とする企業です。
だからこそ、
“使えるようにするだけではなく元の状態に戻す「復元」を目指すべき”
というのがREFINEの職人達の想いです。
リュックの付け根修理でも、元となじむ糸を厳選するために多くの糸在庫を所持していたり、左右のショルダーベルトの長さを合わせるために両方縫い込むことを提案したり、といった部分にこの「復元」は反映されています。
「復元」を実現するために必要なのは、実績に伴う商品知識と技術力です。
リュックの補強/ほつれ修理だけで年間1800本以上の大事な持ち物を預けていただいているREFINEには、「復元」を実現するためのあらゆる知識と高い技術力がある、とお判りいただけるでしょう。
リュックの付け根を修理したいときは、2000種類以上の糸在庫を持ち、確かなリュック補強/ほつれ修理の実績を誇るリペアスタジオREFINEをおすすめします!
4. リュックの付け根修理でよく聞かれるQ&A
この章では、リュックの付け根修理の際によく聞かれる質問をまとめました。
修理依頼をするときの参考にしてください!
4-1. 付け根もボロボロだし、新しいショルダーベルトを作り直してもらうことはできる?
はい!ショルダーベルトの「作成」も承っております。
ショルダーベルトを新しく作成する判断は、明らかに全体的なダメージがあるかどうかです。
・ところどころ破れてきている
・ベルトの中に入っている芯が崩れているのが触ってわかる
など、見た目でも強度に問題がありそうとわかる場合、作成をおすすめしています。
その際の注意点としては、似ている素材での作り直しになる、という点です。
ブランドオリジナルの素材は、そのブランドにしか在庫がありません。
その為、REFINEで作成する場合は似ている素材を使用して新しく作成することになります。
REFINEには豊富な革/テープ在庫がありますので、お客様の商品に合った素材で作成することが可能です!
≪ショルダーベルト両方作成≫ 基本料金:¥27,500~(税込み)
4-2. ショルダーベルトの下側の付け根、本体が破れてしまったけどこれも修理できる?
はい!その場合も、破れた部分を「(必要な場合は補強+)縫い込み」という修理になります。
ショルダーベルトの付け根同様、縫い付けてあるリュック本体にも力がかかります。
その為、ショルダーベルトが縫い付けてある周辺が破れてしまうこともよくありますね。
本体が破れてしまった時は、基本的にその部分を内側に縫い込みます。
必要な場合は、破れた部分を補強し強度を上げてから縫い込むこともあります。
≪本体破れ縫い込み≫ 基本料金:一か所¥4,400~(税込み)
症状:ショルダーベルトの付け根付近の本体が破れた
修理内容:破れ部縫込み
修理料金:¥4,400(税込み)
4-3. ショルダーベルトではなくて、一緒に縫われている持ち手が切れてしまった…これも修理可能?
はい!ショルダーベルトが切れてしまった場合と同様「(必要な場合は補強+)縫込み」という修理になります。
この場合は左右の長さを合わせる必要が無いので、片方のみの縫い込みになります。
症状:リュックの持ち手が切れた
修理内容:持ち手付け根補強+縫込み(片方)
修理料金:¥4,400(税込み)
4-4. ショルダーベルトの下側の革パーツが切れかけているのだけど、この場合どんな修理?
ショルダーベルトの下側と本体を繋いでいる付け根のパーツが切れかけている場合は、似た革で作成しなおします。
ここが切れてしまっても、リュックを背負うことはできませんよね…。
REFINEの誇る革在庫の中から似た革を厳選し同じ形のパーツを作り、取り付けします!
≪リュック付け根革パーツ作成≫ 基本料金:一か所¥4,950~(税込み)
症状:ショルダーベルトの付け根付近の革パーツが切れた
修理内容:革パーツ作成
修理料金:¥5,500(税込み)
5. まとめ
今回のまとめです。
・リュックの付け根が外れそうな時は、すぐに修理店へ依頼すべきです!
・リュック付け根のトラブルと修理方法は「ほつれたら縫い直し」「切れたら縫い込み」
・リュックの付け根修理ならREFINEがおすすめ!
このコンテンツによって、あなたがお気に入りのリュックを長く綺麗に使えるようになったなら幸いです!