2022.06.20
「ルイヴィトンの財布の金属製引手が取れてしまって、使用できない…」
「ルイヴィトンのバッグの革製引手がちぎれてしまったのだけど、どうしたらいいの?」
そんな悩み、お持ちではありませんか?
ルイヴィトンのファスナー引手には
・金属製
・革製
の2種類あり、それぞれ症状に適した修理方法があるので、修理に出す前に自分の引手はどのように修理されるのか知っておくことが大切です。
そこで今回は、ルイヴィトンのファスナー引手について困っている人に向けて「引手に起きやすいトラブルとそれぞれの修理方法」を、30年の歴を持つ職人が中心となって修理を行う我々、リペアスタジオREFINEがまとめました。
このコンテンツを最後まで読んでいただければ、「ルイヴィトンのファスナー引手についての悩み」が解消されるでしょう。
是非、最後までご覧ください!
目次
1. 金属製の引手に起きやすいトラブル3つとそれぞれの修理方法
ルイヴィトンの金属製の引手に起きやすいトラブルとそれぞれの修理方法は以下3つです。
・引手がついているパーツ(スライダー)が壊れて引手が取れた時は【スライダー交換】
・引手自体が折れた時は【引手交換】
・スライダーからただ引手が抜けた時は【引手取り付け直し】
それぞれについて詳しくお話していきます!
1-1. スライダーが壊れて引手が取れた時は【スライダー交換】
スライダーが壊れて引手が取れてしまった時は【スライダー交換】をします。
ファスナーは、「スライダーがファスナーの歯(エレメント)を噛み合わせると閉まり、割ると開く」という構造です。
その為、引手が取れてしまうとスライダーが動かせず、バッグや財布を使用する際に不便ですよね…。
そんな時は、新しいスライダーへ交換し取れた引手を取りつけ直せば、再びしっかり使用できるようになりますよ!
この時、ブランドロゴが入っているスライダーを再び取り付けたい場合は、正規リペアサービスへの問い合わせをおすすめします。
なぜなら、ブランドロゴ入りのスライダーはブランドにしか在庫が無いからです。
ただ、有名ブランドは海外製のスライダーをそのまま使用していることも多いので、ロゴが入っていないスライダーの交換を依頼する修理専門店は「スライダー在庫が豊富なお店かどうか」で選択すると良いでしょう。
≪スライダー交換≫
基本料金:¥3,300~
症状:スライダーが折れて引手が取れた
修理内容:スライダー交換
修理料金:¥3,300(税込み)
症状:スライダーが壊れて引手が取れた
修理内容:スライダー交換+引手取り付け
修理料金:¥3,300(税込み)
1-2. 引手自体が折れて取れた時は【引手交換】
引手自体が折れてしまった時は、【引手交換】となります。
金属の引手は、使用を重ねるうちに金属疲労がどんどん蓄積されていき、最終的に折れてしまいます。
一度折れてしまった引手を再利用することはできないので、新しい引手を取りつけることになります。
ただ、ルイヴィトンのロゴ入り引手はブランドしか所持していないので、ブランドの正規リペアサービス以外に修理を依頼した場合は、形や色が似た引手へ交換となるでしょう。
≪引手交換≫
基本料金:¥2,200~
症状:引手が折れてスライダーから外れた
修理内容:引手交換+カシメ交換+革部作製
修理料金:¥6,600(税込み)
1-3. スライダーから引手が抜けた時は【引手取り付け直し】
引手がスライダーから抜けてしまった時は、【引手取り付け直し】を行います。
スライダーは使用を続けるうちに、ノーズという部分が開いてきます。
そして、開いてできた隙間から引手が抜けてしまうのです。
その時は、引手を入れ直し隙間を閉めることで、再び開閉ができるようになりますよ!
「引手を入れて閉めるのなら、自宅でもできそう!」と思われる方もいるかと思います。
しかし、自宅で引手を取りつけ直す際には「ノーズが折れる」というリスクが伴うのです。
なぜなら、開いてしまったノーズというのは根元に金属疲労がたまった状態だからです。
その状態で、家にあるペンチなどで思いっきり閉めると、ポキンと折れてしまうことも…。
一方で、ノーズの隙間を閉めるための最適な技術と道具がある「修理専門店」であれば、確実な状態で手元に戻ってくるでしょう!
一見自分で出来そうな「引手入れ直し」でも、プロに頼むのがおすすめです。
≪引手入れ直し≫
基本料金:¥2,200~
2. ちぎれてしまった/ちぎれそうな革製の引手は【引手作製】
革で出来た引手がちぎれて取れてしまった/ちぎれそうな時は、元と同じデザインの引手を作製し取り付ける【引手作製】という修理をします。
ルイヴィトンの革製の引手に起きやすいのは
「引手がちぎれて取れてしまった」
「今にもちぎれて取れてしまいそう…」
というトラブルです。
完全にちぎれてしまった引手、もしくはボロボロでちぎれそうな引手は、似た色/質感の革で新しく作り直し取りつけます。
その際、大切になってくるのが「いかに元の引手を再現するか」です。
再現するためには、以下3つのポイントを押さえ、新しい引手を作製しなければなりません。
①革の色や質感
②引手の側面に塗ってあるニスの色
③ステッチに使用されている糸の太さや色
特に、引手に使用されている革が特殊な色の場合、既存のものでは対応できないので、修理店の方で色を染め直す必要があります。
その為、「糸在庫が豊富」で「色を作り出す技術(調色技術)が強み」としている修理店がおすすめですよ。
つまり、引手作製の依頼をする際には、
・糸の在庫が多くある
・調色技術が高い
といったお店に依頼すると良いでしょう!
≪引手作製≫
基本料金:¥4,950~
症状:革製の引手がちぎれそう
修理内容:引手2ヵ所作製
修理料金:¥8,800(税込み)
3. ヴィトンのファスナー引手修理を依頼するならREFINEがおすすめの理由
ルイヴィトンのファスナー引手修理を依頼するのにREFINEがおすすめの理由は、以下の3つです。
・引手修理に使用する在庫を豊富に持っている
・調色専門の職人が在籍している
・ルイヴィトン含む年間約2900件の引手関連修理実績がある
それぞれ詳しくお話していきます!
3-1. 引手修理に使用する在庫を豊富に持っている
REFINEにはファスナー引手の修理に使用する在庫が豊富にあります。
先述の通り、引手修理には各パーツの在庫が重要となります。
スライダー交換ならスライダー在庫の種類、引手作製なら革や糸在庫の種類が豊富であれば、元の商品の雰囲気のまま修理を仕上げることができます。
REFINEは、有名ブランドも使用している海外製のスライダーを所持しており、糸も太さや色で分けると2000種類以上を常に在庫として揃えてあります。
また、下の写真からもお判りいただけるように革の種類も豊富です。
つまり、引手修理に重要なパーツ在庫を豊富に持っているREFINEでファスナー引手の修理をすれば、修理後も商品の印象を変えることなく使用できるでしょう!
3-2. 調色専門の職人が在籍している
REFINEには、色作りを専門に行う「調色専門の職人」が在籍しています。
先述の通り、引手作製の際は、【革の色】や【革の側面に塗ってある「革用ニス」の色】が重要になってきます。
その色は、目の前の引手と今まで蓄積してきた知識を元に、複数の色を混ぜ合わせて一から作り出さなければなりません。
だからこそ、その修理店の「調色技術」によって最終的な仕上がりが決まるといっても過言ではないでしょう。
REFINEには、日々「調色」を専門として作業を行っている職人が在籍しています。
毎日、商品に合わせた「たった一つの色」を作り出しているので、
・目の前の革の色に近づけるにはどの色を多めに入れるべきか?
・ニスが乾いた際の色変化を考慮しどんな配合にすべきか?
といった経験を知識へ変換させ、それらを余すことなく吸収し、常に技術力を向上させています。
つまり、日々多くの調色作業を行っている専門性の高い調色職人がいるREFINEだからこそ、お客様に満足いただける仕上がりを実現できるのです。
3-3. 年間約2900件の引手関連修理実績がある
REFINEでは、年間約2900件もの引手関連修理の実績があるので、安心してお任せいただけます!
引手修理は、素材と症状によって修理方法が異なることはお話しました。
しかし同じ修理方法でも、革用ニスの塗り方やスライダーの入れ方などは、ブランドによって細かな違いが出てくるのです。
だからこそ、その修理店の実績によって大きく差が出る修理でもあります。
そんな中、REFINEは多くのお客様からの依頼を承り、年間で約2900本と確かな引手修理実績があります。
つまり、今までに多くの引手修理を扱ってきたREFINEであれば、ルイヴィトンのファスナー引手に最適な修理方法を選択でき、確実なクオリティで商品をお客様のお手元にお返しできるというわけです!
引手修理は、修理に使用する在庫を豊富に持っており、調色専門の職人が在籍し、年間約2900件の引手関連修理の実績があるREFINEへお任せください!
4. まとめ
今回のまとめです。
・ルイヴィトンのファスナー引手の修理方法は素材や症状によって異なる
・ルイヴィトンのファスナー引手修理なら、「修理に使用する在庫を豊富に持っており、調色専門の職人が在籍し、年間約2900件の引手関連修理の実績がある」REFINEがおすすめ!
このコンテンツを通して、あなたの「ルイヴィトンのファスナー引手修理」に関する悩みを解決するお手伝いができたなら幸いです。