2022.05.20
突然、がま口のパチンと留めるパーツが取れてしまった…
閉めているのに、がま口に隙間が空いて中身が出てきてしまう…
本体からがま口が外れてしまってお財布が閉められない…
そんな風にお困りではありませんか?
がま口で起きるトラブルは大きく分けて5つあり、それぞれに適した修理方法があります。
その為、プロが最適な方法で修理すれば、再び気持ちよく使用できるようになるでしょう!
逆に、自分で何とかしようとすると
・取れたパーツを瞬間接着剤でつけようとしたら上手くつかず、接着剤だけが残った…
・自分でがま口の隙間を無くそうとしたら、全体的に歪んでしまった…
なんてことが起こりかねません。
だからこそ、がま口にトラブルが起きたらすぐにプロへ相談することが大切です。
しかし、
「どこに相談すればいいの?」
「修理にかかる時間や料金の想像がつかない…」
といった不安や疑問を持ち、なかなか修理に踏み出せない方も多いですよね。
そこで、
・あなたの症状は?がま口の修理方法が一瞬でわかる画像集
・がま口修理の料金目安と事例写真
・がま口修理におすすめの修理専門店紹介
など、「がま口のトラブルで困っている時、納得して修理に出すために必要な情報」をまとめました。
30年以上商品と向き合ってきた職人が中心となり、独自の技術を用いてがま口の修理を行う我々リペアスタジオREFINEが発信する「有益な情報」を是非最後までご覧ください!
このコンテンツを読み終わった時には、納得して手元のがま口を修理に出すことができるでしょう。
目次
1. まずはこの章をチェック!がま口で起こりやすいトラブル【画像診断】
がま口にトラブルが起きたら、修理方法を知るためにまずは「原因」を把握しましょう!
この章では、がま口のトラブル5パターンを紹介します。
あなたの症状は、いずれかの画像にあてはまるはずです。
その当てはまる画像下のボタンをクリックするだけで、修理方法の説明まで即座にとべるようになっています。
是非、ご活用ください!
2. がま口修理の方法は6つ!料金と事例紹介
がま口修理は大きく分けると6つの方法があります。
つまみが取れた場合 | 【つまみ再生】 |
【つまみ作製】 | |
フレームが歪んだ場合 | 【フレーム調整】 |
フレームが本体から外れた場合 |
【フレーム固定】 |
フレームの一部が折れた場合 | 【フレーム溶接】 |
フレームの根本のビスが取れた場合 | 【フレームのビス作成】 |
バッグでも財布でも、がま口が不調だと使用に支障が出ますよね…。
その為、トラブルが起きたらすぐに修理に出すことが必要です。
しかし、「実際にどのような修理をして、どんな仕上がりで、料金はいくらなんだろう…」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの章では、がま口修理の方法と事例写真、修理料金について、リペアスタジオREFINEの事例を使用して解説していきます!
2-1. つまみ再生
つまみがポロっと取れてしまった場合は、溶接によってつまみを取りつけ直す「つまみ再生」という修理を施します。
このつまみというパーツは、開け閉めする度に力がかかるので、比較的取れやすいパーツでしょう。
しかしこの部分が取れてしまうと、閉めることができないので使用できなくなってしまいますよね。
REFINEでは、とれてしまったつまみがあれば、それを再び元の位置に取り付け直すことができます!
つけ直しの際の溶接作業には熱を使用するので、どうしてもがま口の色が変わってしまいますが、つまみを取りつけた後に元と同じ色でメッキをかけ直します。
つまり、つまみもしっかり固定され、綺麗にメッキがかかった状態でお手元にお返しできるというわけです!
*取れたつまみを紛失してしまった場合は、2-2.つまみ作製となります。
≪つまみ再生≫
基本料金:¥16,500~
症状:つまみが取れた
修理内容:つまみ再生(ゴールドでメッキかけ)
修理料金:¥19,800(税込み)
症状:つまみが取れた
修理内容:つまみ再生(ニッケルでメッキかけ)
修理料金:¥16,500(税込み)
2-2. つまみ作製
取れてしまったつまみを紛失してしまった場合、似たような形のつまみを取りつける「つまみ作製」という修理を施します。
こちらはREFINE以外に受けているお店は少ないと思いますが、新しい2つのつまみをフレームへ溶接する作業になります。(片方のつまみが残っている場合は取り除きます。)
この時、「形が全く一緒」のつまみを用意するのは難しいですが、大きさや形状など「なるべく商品になじむもの」を選んで使用します。
また、2-1.つまみつけ直し と同様に最後にメッキをかけ直すのでがま口全体の色が揃い、違和感の無い仕上がりになりますよ!
≪つまみ作製≫
基本料金:¥22000~
症状:取れたつまみを紛失した
修理内容:つまみ作製(ゴールドでメッキかけ)
修理料金:¥22,000(税込み)
2-3. フレーム調整
閉じてもフレームに隙間ができてしまう場合、フレームを調整して隙間を無くす「フレーム調整」を行います。
インターネットには、隙間が空いてしまうがま口への対処法として「がま口のフレームを内側に押し込むように徐々に力を加えていく」という方法がよく紹介されています。
この方法でもちろん直る場合もありますが、力を入れ過ぎてフレーム自体が大きく歪んでしまい、さらに隙間が大きくなってしまうリスクもありますね。
そうなってしまうと、自宅での対処は難しいでしょう。
そもそもフレームというのは金属の厚みがあまりないので、へこんだりゆがんだりしやすいのです。
つまり、適切な力加減と方法で調整を行う必要がありますね。
その点、REFINEには金具専門の職人がいるので、蓄積された知識と経験を活かし、一つ一つのがま口に合わせた最適な調整を施します!
≪フレーム調整≫
基本料金:¥4,400~
症状:閉めても隙間があく
修理内容:フレーム調整
修理料金:¥4,400(税込み)
2-4. フレーム固定
フレームが本体から外れてしまった場合は、フレームを本体に固定しなおす「フレーム固定」を施します。
フレームの固定方法は商品によるのですが…多いのは「本体に接着剤をつけフレームを差し込み、本体とフレームの隙間を紐などで埋めてから、フレームをぎゅっと閉める」という方法です。
しかし、先述の通りフレームは薄い金属で出来ているので、自宅でペンチなどを使用してフレームを閉めてしまうと、大きく歪んでしまう可能性が高いです。
その為、フレームが本体から外れてしまったら、すぐに修理店に相談しましょう。
修理店なら、固定に最適な方法や道具が揃っているので、歪むことなくしっかり固定された状態になってお手元に戻ってきますよ!
≪フレーム固定≫
基本料金:¥6600~
症状:フレームが本体から外れた
修理内容:フレーム固定
修理料金:¥6,600(税込み)
症状:フレームが本体から外れた
修理内容:フレーム固定
修理料金:¥6,600(税込み)
2-5. フレーム溶接
フレームの一部分が折れてしまった場合は、折れてしまった部分を溶接する「フレーム溶接」を施します。
フレームの一部分が折れてしまうと、つまみのかみ合わせに影響を与えますし、何より見栄えが良くないですよね。
その為、折れてしまったがま口のフレームに対してREFINEでは、 2-1.つまみ再生 や 2-2.つまみ作製 と同じように、溶接(ロウ付け)を利用して折れてしまったフレームを元の状態に戻します。
メッキのかけ直しも行いますので、再び使用できるだけでなく、見た目も綺麗にしてお手元にお届けできます!
≪フレーム溶接≫
基本料金:¥16500~
症状:フレームが折れた
修理内容:フレーム溶接(ニッケルでメッキかけ)
修理料金:¥16,500(税込み)
症状:フレームの根元が折れた
修理内容:フレーム溶接(アンティークでメッキかけ)
修理料金:¥16,500(税込み)
2-6. フレームのビス作製
フレームの根本のビスが外れてしまった場合は、新しいビスを作製して取り付ける「フレームのビス作製」を施します。
がま口というのは、2つのフレームの根本の穴に1本のビスを通すことで、フレーム同士が固定されて開閉できる構造になっています。
そのビスが外れてしまうと、フレーム同士がずれてしまうので、つまみが上手く噛み合わなくなってしまいますね。
そんな時REFINEでは、新たなビスを作製して取り付けることで、フレームのずれを無くし再び気持ちよく開閉できるようにします!
色や大きさも元のものに似せて作るので、しっかりなじんだ仕上がりになります!
≪フレームのビス作製≫
基本料金:¥5500~
症状:片方のフレーム根本のビスを紛失
修理内容:フレームのビス作製(ゴールドでメッキかけ)
修理料金:¥5,500(税込み)
3. がま口修理にREFINEがおすすめの理由
がま口修理にREFINEがおすすめの理由は、「金具専門の職人が在籍しており、つまみ作製など他のお店では断られがちな修理を行えるから」です。
修理専門店というと、色々な修理を一人の職人が担当しているイメージも強いのではないでしょうか。
しかしREFINEには、日々多くの金具修理をこなしている「金具修理専門の職人」が在籍しています。
専門ということは、金具の形状や構造に加えて、素材である金属についての膨大な知識を吸収し、日々経験を積み重ねています。。
その為、がま口修理の際も構造や金属の種類をしっかり見極めて適切な方法が選択でき、最高品質でお返しすることができます!
またREIFNEでは、蓄積されてきた知識や経験を活かし、他の修理店では断られがちな修理を行うことができます。
その中でも「つまみ作製」は他店で断られてしまったお客様に大変ご好評いただいています。
つけ直すつまみが無い場合、通常なら「交換」という修理になってしまいますね。
しかし、「なるべく元の状態に戻すことで初めててにとった時の感動を再び感じてほしい」という想いから「復元」というこだわりを掲げているREFINEでは、なるべく元のがま口を活かした修理を行っています。
そうすることで、「修理前と変わらない愛着」を持って長くご使用いただくことがREFINEの使命でもあります。
つまり、金具専門の職人が在籍しており他社では断られがちな修理も施せるREFINEにがま口修理を依頼すれば、元のがま口を活かしたハイクオリティな仕上がりで手元に戻ってくる、というわけです!
4. がま口修理でよく聞かれるQ&A
この章では、がま口修理でよく聞かれるQ&Aをまとめました。
参考になさってください!
4-1. どんなアイテムのがま口でも修理可能?
はい!お財布でもバッグでもお修理できます!
ただ、
・特殊な構造のがま口
・がま口と本体の固定方法
などによって、お受けできない商品も有ります。
写真や実物を見てからの判断となりますので、ぜひ一度ご相談ください!
4-2. 修理できないメッキの色はある?
REFINEでは、以下6種類の色でメッキをかけることができます。
ゴールド
(ツヤのある濃い金色)
薄ゴールド
(ツヤのある薄い金色)
ローズゴールド
(ピンクがかった金色)
ニッケル
(ツヤのある銀色っぽい金属色)
黒ニッケル
(ツヤのある黒っぽい金属色)
アンティーク
(マットでくすんだ金属色)
*写真は色イメージ画像です。商品や金属の状態によって、メッキの色は異なります。
これらに当てはまらないメッキ色の場合は、担当者にご相談ください!
また、溶接を行った後メッキをかけ直すと、フレーム表面のほんの一部に靄がかかったような状態になる場合もあります。
これは、溶接には高温の熱を使用しているので金属自体に変化が起こる為です。
稀にそういった現象が起こりますこと、ご了承ください。
5. まとめ
今回のまとめです。
・がま口に起こりやすいトラブルは6つで、それぞれに適した修理方法がある
・がま口修理は、独自の技術があり、金具専門の職人が在籍するREFINEがおすすめ!
このコンテンツを読むことによって、あなたのがま口修理に対する悩みが解決したなら幸いです。