2022.02.18
久しぶりに出したバッグの内側が、ボロボロになっていた
普段使用しているバッグの内側がべたべたして、中に物を入れられない…
そんなお悩み、ありませんか?
そして、バッグの内側を張替えたいけど、どこに依頼すれば良いのか迷っていませんか?
結論から言うと、バッグの内側を張替える際の料金は、実際に見積りをしてみないとわかりません。
なぜならその料金は、
・バッグの内側の素材
・バッグの構造
・バッグの大きさ
といった様々な条件で変化するからです。
ただ、お店によってはWebサイトに基本料金や修理事例を載せているところもありますね。
そういった情報から、【目安の修理料金】を知ることはできるでしょう。
また、「なぜ料金の変動があるのか」という理由を説明している情報量の多いお店なら、修理依頼する際に安心して任せることができますね!
そこで今回は、年間で約1200件バッグの内側の張替えを行っているREFINEが
・REFINE基本料金表と料金の変わる代表的な3つの条件
・REFINEのお修理事例
・REFINEがバッグの内側の張替えにおすすめの理由
といった、「バッグの内側にトラブルが起きて悩んでいる人」に向けて、「見積り依頼する候補」としてREFINEを検討する際に有益な情報をまとめました。
是非最後までお付き合いください!
目次
1. REFINEの基本料金表と料金が変わる代表的な条件3つ
この章では、修理専門店の一例としてREFINEのバッグの内側張替えの情報をお伝えします。
ご自分のバッグがどれにあたるのか、確認しながら読み進めてみると良いでしょう。
まず、REFINEの「バッグ内側張替え」の基本料金を以下の表にまとめました。
イメージ:横30㎝×縦30㎝×奥行15㎝のバッグ | 合皮 | 生地 | 本革 | |
袋タイプ | ポケット有り | 25,000~ | 25,000~ | 28,000~ |
ポケット無し | 18,000~ | 18,000~ | 20,000~ | |
貼りこみタイプ | ポケット有り | 30,000~ | 30,000~ | 35,000~ |
ポケット無し | 25,000~ | 25,000~ | 30,000~ |
さて、REFINEでは主に以下3つの条件でバッグの内側張替えの修理料金が変わります。
・素材
・構造
・大きさ
では、それぞれの条件について詳しく見ていきましょう!
1-1. 素材
バッグの内側に使用される素材の販売価格によって、修理料金も変化します。
バッグの内側の張替えに使用される素材3種類とそれぞれの特徴は以下の通りです。
合皮
生地にコーティングを施して革の質感に似せたもの。
「ベタベタする」「ポロポロと剥がれて布のようなものが見えている」というトラブルが多い。
生地
横糸と縦糸が織られたもの。
「破れた」「ほつれた」というトラブルが多い。
本革
牛などの皮を鞣して柔軟性や耐久性をもたせたもの。
「色がはげた」「傷が入った」というトラブルが多い。
この3つの素材の販売価格を比較すると
本革>合皮≧生地
となります。
その為、REFINEでは本革への交換料金が他2つへの交換料金よりもやや高くなっています。
さて、他の修理専門店のメニューでは「生地は丈夫で経年劣化しにくいから」という理由から、「バッグの内側張替えは生地への交換のみ」といった修理メニューをよく見かけます。
元の素材が何であろうとお店にある「生地」へと交換になるわけですね。
しかし、REFINEでは、元の素材と同じ素材への交換が基本です。
なぜなら、元と同じ素材を取りつけることで、その商品のデザインや雰囲気を壊すことなく、故障前の状態に限りなく近く仕上げることができるからです!
つまり、元々内側に合皮が使用されている場合は「合皮」、本革が使用されている場合は「本革」で、色や質感が近いものを厳選して使用するのは、REFINEのこだわりの一つと言えるでしょう。
1-2. 構造
バッグの内側の構造によって修理工程が変化するため、それに伴って修理料金も変化します。
修理料金に影響を与えるバッグの内側の構造は大きく分けて以下3つです。
・バッグの内側が「袋タイプ」か「貼りこみタイプ」か
・ポケットの有無
・特殊な構造かどうか
バッグの内側が「袋タイプ」か「貼りこみタイプ」か
「袋タイプ」よりも「貼りこみタイプ」の方が修理に時間と技術が必要なため、やや料金が上がります。
「袋タイプ」というのは下の写真のように、バッグの内側をつまんで引っ張ると持ち上げられる構造です。
このタイプは、袋状になっている内側を新しく作り取り付けるので、比較的修理のしやすい構造となっています。
一方「貼りこみタイプ」は、バッグの内側が本体に貼られていたり、バッグの底や横(マチ)など複数個所で縫い付けられているため、つまんで持ち上げることができません。
このタイプは、内側を交換するにはバッグを一度分解しなければならないので、袋タイプよりも修理工程が増えて時間もかかり、高い技術が求められます。
その為、「袋タイプ」よりやや高い料金設定になっているのです。
また、この料金設定の変化はREFINE独自ではなく多くの修理専門店に共通して言えるでしょう。
ポケットの有無
ポケットが有る場合は、無い場合より使用する素材が多くなるので修理料金が高くなります。
また、
・ファスナーがついているタイプ
・2つにわかれているタイプ
・複雑な構造のタイプ
のような「ポケットの形」でも、料金が変わります。
ただ、REFINEでは元のポケットを完全に再現して上記の基本料金ですが、修理専門店によっては「ポケット作製+取りつけは追加料金」というお店もあります。
その為、オプションかどうかを見積り時に確認すると良いでしょう。
特殊な構造かどうか
バッグによっては、
・内側に仕切りがついている
・大きな口金がついている
など、凝った構造の商品があります。
そういった特殊な構造の場合は修理工程や使用する素材も増えるので、その分修理料金が上乗せされるでしょう。
1-3. 大きさ
これは当たり前のことかもしれませんが、バッグの大きさが大きくなるほど修理料金は上がります。
バッグの内側は本体の大きさに比例するので、大きいバッグほど内側に使用されている素材の量が多くなりますね。
その為、REFINEを含め多くの修理専門店では、バッグの大きさが大きくなるほど少しずつ修理料金は上がっていくでしょう。
ちなみに、上記の表はバンブーハンドルが特徴のグッチのホーボーシリーズ(横30㎝×縦30㎝×奥行15㎝)くらいのイメージです。(下写真参照)
よって、それより小さなハンドバッグやショルダーバッグは費用が抑えられ、逆にそれより大きなボストンバッグやキャリーケースなどは料金が上がる可能性が高いでしょう。
主に以上3つの条件によって、REFINEでのバッグ内側の張替え修理料金は変化します。
料金が変化する理由に納得した上で、自分のバッグの目安修理料金がイメージしていただけましたか?
では、実際のお修理事例を見ていきましょう!
2. REFINEの修理事例【写真で紹介!】
症状:内側の合皮がボロボロ
修理内容:バッグの内側交換(合皮から合皮)
修理料金:¥38,500(税込み)
症状:内側の合皮がボロボロ
修理内容:バッグの内側交換(合皮から合皮)
修理料金:¥33,000(税込み)
症状:内側の合皮がボロボロ
修理内容:バッグの内側交換(合皮から合皮)
修理料金:¥38,500(税込み)
症状:バッグの内側がボロボロ
修理内容:バッグの内側交換(本革から本革)
修理料金:¥44,000(税込み)
症状:バッグの内側がボロボロ
修理内容:バッグの内側交換(お客様のご要望により合皮から本革)
修理料金:¥49,500(税込み)
3. バッグの内側張替えにREFINEがおすすめの理由
REFINEがバッグの内側の張替えにおすすめの理由は以下2つです。
・バッグの内側張替えに必要な素材の在庫を豊富に所持している
・豊富な修理実績をもつ内側張替え専門の職人が在籍している
それぞれ詳しく見ていきましょう!
3-1. バッグの内側張替えに必要な素材の在庫を豊富に所持している
REFINEにはバッグの内側張替えに必要な素材に関して豊富な在庫が揃っています。
先述の通り、バッグの内側には主に3種類の素材が使用されます。
一般的に、元が合皮や本革であっても「丈夫で経年劣化しにくいから」という理由で「生地に交換」と限定されてしまう修理専門店が多いですね。
しかし、種類豊富な在庫を所持しているREFINEであれば元と同じ素材に交換することが可能です。
その為、REFINEでの修理後は本来のイメージのまま、再び快適にバッグを使用できるでしょう。
また、バッグの内側を張替えた際には、新しく作った内側を本体に縫い付けるので、必ず「ミシンで縫う」という工程が入ります。
この時重要なのは、「使用する糸によって仕上がりが大きく変わる」ということです。
なぜなら、元々使用されている糸と新しく縫った糸がなじまないと、浮いた仕上がりになってしまうからです。
その点、REFINEの糸在庫は太さや色の違いで細かく分類すると2000種類以上もあるので、元の雰囲気を壊さず仕上げることができますよ!
つまり、REFINEには内張り交換に必要な素材が揃っているので、元にしっかりなじんだ仕上がりでお返しすることができます!
3-2. 豊富な修理実績をもつ内側張替え専門の職人が在籍している
REFINEには、年間1200件の修理実績がありバッグ内側の張替え専門の職人が在籍しています。
バッグの内側を張替えるには
・元の素材となるべく近い素材を厳選する
・元と同じ寸法で、新しく内側を作る
・新しく作った内側を取りつける
といった、専門的な技術を必要とする工程が多々あります。
技術というのは、実際に行ってきた修理で得た知識や経験をもとに磨かれるものですから、いかに多くの修理をこなしてきたかが重要となるのはお判りいただけるでしょう。
REFINEには「バッグの内側張替え専門の職人」が在籍し、年間1200件という件数を通じて日々経験を積み上げ知識をアップデートし、高い技術力を磨き上げています!
その為、安心してバッグ内側の張替えをお任せいただけます。
つまり、素材や糸の在庫が豊富で高い技術力を持った専門職人が在籍するREFINEだからこそ、バッグの雰囲気を壊さず最高のクオリティで内側の張替えを仕上げられるということです!
4. バッグの内側の張替えについてよく聞かれるQ&A
この章では、バッグの内側の張替えについてよく聞かれるQ&Aをまとめました。
参考にしてください!
4-1. 今と異なる素材に交換することはできる?
REFINEでは基本的に同素材での交換となりますが、不明点などがある場合はご相談ください!
1章でお話した通り、各素材には特徴があります。
「元の素材で使い続けるのが不安…」
「こっちの素材で交換するとどうなるの?」
など、ご要望・ご相談があれば、担当者へその旨お伝えください。
ただ、バッグの構造や予算によってはご希望に添えない場合があります。ご了承ください。
4-2. 元の素材で違う色に交換してもらえる?
REFINEでは、基本的に同じ色の素材での交換をご案内しております。
ブランド製品というのは、そのブランドのコンセプトが詰まった作品です。
バッグ内側の色一つでも、たくさんのこだわりから決定されているでしょう。
その為、REFINEでは基本的に同じ色での交換をおすすめしています。
ただ、
「汚れにくい色がいいな…」
「内側の印象を変えたい…」
というご要望・ご相談があれば、担当へその旨お伝えください。
ただ、バッグの構造や予算によってはご希望に添えない場合があります。ご了承ください
4-3. 内側に刻印されているブランドロゴは再現できる?
大変申し訳ございません。ブランドロゴを新しく刻印することは出来かねます。
ブランドロゴの使用が許可されているのは、ブランド正規店のみです。
また、ブランドロゴの刻印に必要な「型」は正規店のアトリエにしか存在しません。
よって、REFINEではブランドロゴの再現は行えないということ、ご了承ください。
ただ、
・ブランドロゴか刻印されたタグ
・ロゴ入りのファスナーの引手
など、元々つけられていたパーツに関しては、「縫い直し」や「入れ直し」を行っていますので、ご安心ください!
5. まとめ
今回のまとめです。
・バッグ内側の張替えについては、お店のWebサイトなどで目安料金はわかるものの、正確な修理料金を知りたかったら見積りするのが確実。
・バッグの内側張替え料金が変わる条件は、REFINEでは「素材」「構造」「大きさ」の3つ。
・バッグの内側張替えをするなら、「豊富な在庫」「確かな実績」「専門の修理職人が在籍」のREFINEがおすすめ!
いかがでしたでしょうか?
バッグの内側張替えは、商品によって条件が大きく異なるので、料金の予想が立てづらい修理です。
しかし、料金が変わるポイントを押さえておくと、より納得して修理依頼することができるでしょう。
このコンテンツを通して、あなたの大切なバッグが再び気持ちよく使えるようになるお手伝いをさせていただけたなら幸いです!