財布の角が擦れた時!修理をプロへ依頼すべき理由と13の修理事例

2022.07.29


・お財布の角だけ色が剥げてきた…

・角のステッチがほつれてボロボロ…

・財布の縁に縫い付けられている革の角が擦れて、部分的になくなってしまった…

そんな悩みをお持ちの方へ。

                     

「自分でも何とかできそう?」

と修理に出すことを躊躇していませんか?

一方で、

「でも、もし自分でやって失敗したら嫌だな…。」

と悩んでいませんか?

                     

このコンテンツでは、「財布の角補修をプロに頼むべき3つの理由」を紹介しています。

・自宅では補修ができない症状

・自宅での補修にリスクが伴うわけ

など有益な情報をまとめました。

                     

加えて、

・財布の角が擦れた時の症状4つとそれぞれの修理方法

・修理専門店でのお修理Before/Afterと修理料金

など、「実際に修理を出す際に本当に役立つ情報」をお届けします。

                     

修理歴30年以上の職人が中心となって日々修理を行っているREFINEだからこそ発信できる、精度の高い財布角の修理についての情報を是非最後までご覧ください!

そうすることで、このコンテンツを読み終わった際には「角が擦れてしまった財布」についての迷いがなくなっているでしょう。

                     


                     

1. 財布の角の修理をプロに頼むべき3つの理由

財布の角が擦れてしまった際、

「道具が有れば、自分でもできるかな?」

と思う方もいるでしょう。

確かに、色剥げに塗るクリームが市販されていたり、インターネットでは自分で補修する方法を紹介したコンテンツも見かけます。

しかし実は、自宅での修理にはリスクがあるのです。

                     

そこでこの章では、財布の角の修理をプロに頼むべき以下3つの理由をご紹介します。

                     

・ 補修した部分がわからないほどの仕上がりは、プロでないと難しいから

・ 自宅での補修は、色落ち/色移りの可能性があるから

・ 大きくダメージを受けた部分に自宅で出来る処置は無いから

                     

一つ一つ、プロの目線でお話していきます!

                     

1-1. 修理した部分がわからないほどの仕上がりは、プロでないと難しいから

自宅で財布の色擦れの補修をした場合、補修した部分だけ浮いてしまうかもしれません。

                     

財布の角に、色擦れが起きているだけの場合は、

「クリームか何かで色を付ければ良いのでは?」

と思う方もいるでしょう。

確かに、遠目に見てごまかせる応急処置の意味合いで行うのならば、黒やダークブラウンといった暗めの色なら補修は可能かもしれません。

しかし、複数の色が混ざったベージュやピンクなどを自宅で作りだすのは大変な作業です。

なぜなら、たった1色を作り上げるために多くの色を混ぜ合わせるので、その分だけ材料が必要になりますし、【赤み】や【青み】といった色味が少しでも違うと、補修した部分だけ浮いて見えてしまうからです。

                     

よって、元のお財布にしっかりなじんだ仕上がりを求める場合は、修理専門店への依頼をおすすめします!

                     

1-2. 自宅での補修は、色落ち/色移りの可能性があるから

市販の補修材を使用した場合、こすれや水分で色落ちする可能性が高いです。

                     

市販の補修クリーム等を使用して自宅で補修する場合、

・塗る量

・塗る範囲

などの具体的な基準は不明ですよね。

基準があやふやのまま補修を行ってしまうと…塗りすぎてしまうことが多いのです。

そうなった場合、【バッグの内側とこすれた時】や【手汗で濡れた時】などに、余分なクリームが布へ色落ち/色移りしてしまうかもしれません。

補修クリームは布につくと取れにくいので、最終的に染み抜きをクリーニングに依頼することになるでしょう。

                     

つまり、 補修した部分の色落ち/色移りを防ぎたい場合は、プロへの依頼を検討するべきです!

                     

1-3. 大きくダメージを受けた部分に自宅で出来る処置は無いから

角の一部が大きいダメージにより欠けてしまった際は、自宅での処置は出来ません。

                     

・フチに縫い付けられている革パーツ(テーピング)

・フチに塗られている革用のニス

にダメージがでて、一部分だけ無くなってしまった…

そういった際の、自宅での対処は難しいでしょう。

                     

なぜなら、これら症状を改善するためには、

・財布の角に革をあてて縫い直す

・財布の角に革用のニスを適切な厚さで塗り直す

といった作業が必要だからです。

                     

さらに、それら作業を行うには

・革などが縫える専用のミシン

・ダメージ部分をカバーするのに適した革

・元々塗ってあるものと色を合わせた革用ニス

など、専用の道具・素材が要ります。

これらを一つ一つ用意するのは大変ですよね…。

                     

その為、財布の角が何らかの形で欠けてしまった際は、プロに修理を依頼しましょう!

                     

2. 財布の角が擦れた時の4つの症状とそれぞれの修理方法

財布の角が擦れてしまった時の代表的な症状は、大きく分けて4つです。

                     

・財布本体の角が擦れて色剥げした

・フチに塗られている革用のニスが擦れて欠けた/剥がれた

・ステッチが擦れてほつれた

・フチに縫い付けられている革が擦れて欠けた

                     

それぞれの修理方法を詳しく見ていきましょう!

                     

2-1. 財布本体の角が擦れて色剥げした場合は「補色」

財布の表面の色が落ち、そこだけ白っぽくなっている場合は「補色」という修理を行います。

                     

補色は、擦れてしまった財布と同じ色を一から作り、その塗料を財布に塗布して仕上げます。

この「色を作り出す」という作業を「調色」と呼びます。

                     

先述の通り、1つの色を作り出す「調色」という作業はとても難しい作業です。

なぜなら、少しでも混ぜる量を間違えてしまうと、全く異なる色になるからです。

また、財布に使用されることが多いベージュやグレーなどは、色味が少し異なるだけで想像以上に浮いて見えてしまうので、綺麗に仕上げるには【細心の注意】と【豊富な知識】が必要になりますね。

                     

よって、色剥げの修理を依頼する際は「調色」を得意とする修理店を選びましょう!

                     

2-2. フチに塗られている革用のニスが擦れて欠けた/剥がれた場合は「ニス塗り直し」

財布のフチに塗られている革用ニスが擦れて一部欠けてしまった、もしくは剥がれてきてしまった時は、「塗り直し」を行います。

                     

「塗り直し」は、複数の色を混ぜて元のニス色を復元し、欠けた/剥がれた部分を中心に塗り重ねていくという作業です。

革用のニスは木工用ニスと異なり、乾いても柔軟性を保てる性質なのですが、その性質故に一部分が剥がれると周囲のニスも一気にベロンと剥がれてしまうことがあります。

また、欠損した部分の端を起点にどんどん剥がれが進行してしまうケースも…。

                     

その為、革用ニスの欠損/剥がれを見つけたら、その時点で信頼できるお店に相談すると良いでしょう!

                     

2-3. ステッチが擦れてほつれた場合は「縫い直し」

角のステッチが擦れによってほつれてしまった時は、「縫い直し」を行います。

                     

擦れによって角のステッチがほつれてしまうことは多いですよね。

ステッチもニス同様、一部分がほつれてしまうと、そこを起点にどんどん範囲が広がってしまいます。

財布のステッチは表地と裏地を縫い留めていることが多いので、そのまま放置して広がってしまうと、最悪の場合は表地と裏地が分離してしまうことになります。

そうならない為に、わずかなほつれでも見つけ次第、修理店に相談してくださいね!

                     

また、縫いなおしは「使用する糸」によって修理後の印象が大きく変わる修理でもあります。

それは、縫い直しに使用する糸の

・太さ

・色

を元の糸と合わせないと、新しく縫った部分だけ目立ってしまうからです。

                     

そのため、縫い直しを依頼する修理店は「糸在庫が豊富」なお店がおすすめですよ!

                     

2-4. フチに縫い付けられている革が擦れて欠けた場合は「テーピング一部作製/全体作製」

財布のフチに縫い付けられている細い革(テーピング)にダメージがある場合は、「テーピング一部作製/全体作製」を行います。

                     

財布のフチをぐるりと囲むように縫い付けられていることが多いテーピングは、財布本体の角を擦れから守る代わりに、テーピング自体が擦れて欠けてしまうことが多いです。

その為、「擦れているテーピング部分に革をあてる=一部作製」か「擦れたテーピングを丸ごと新しくする=全体作製」という修理を行います!

                     

「一部作製」になるか「全体作製」になるかは、擦れている範囲の違いが目安となります。

                     

・狭い範囲が集中的に擦れている場合

                     

この場合は、擦れて無くなってしまった部分に、同じ色の革をあてる一部作製を行います。

元のテーピングの上に新しく革をあてるので、

・上からあてる革の厚み/質感/色

・縫い付ける糸の太さ/色

によって、仕上がりが変化します。

依頼するお店を選ぶ際は、そういった細かい点までこだわっている店舗を選ぶと良いでしょう。

                     

・擦れによるダメージが全体に見られる場合

                     

この場合は、擦れているテーピングを丸ごと新しいものに取り換えます。

一部作製と同様に、【使用する素材】や【新しいテーピングを取りつける技術】に強みのあるお店がおすすめです。

                     

テーピングの擦れは、そのままでも機能面に支障はありません。

しかし、一度擦れて欠損してしまった部分を起点に症状が広がってしまう傾向にあり、最終的に全体がボロボロになってしまうのです。

その為、テーピングの角擦れを見つけ次第、修理店に一度相談することをおすすめします!

                     

3. プロに依頼した場合の修理事例と料金紹介

この章では、プロの一例として【リペアスタジオREFINEの代表的な財布角擦れ修理事例】を紹介していきます。

修理を依頼する際の参考にしてください!

                     

3-1. 補色

                     

修理内容:補色(2箇所)

修理料金:¥6,600(税込み)

納期:10日間

                     

修理内容:補色(2箇所)

修理料金:¥5,500(税込み)

納期:10日間

                     

修理内容:補色(2箇所)

修理料金:¥6,600(税込み)

納期:10日間

                     

3-2. ニス塗り直し

                     

修理内容:ニス塗り直し

修理料金:¥3,850(税込み)

納期:10日間

                     

修理内容:ニス塗り直し

修理料金:¥3,850(税込み)

納期:10日間

                     

セリーヌ バッグ

修理内容:ニス塗り直し

修理料金:¥3,850(税込み)

納期:10日間

                     

3-3. 縫い直し

                     

修理内容:縫い直し(2箇所)

修理料金:¥5,500(税込み)

納期:10日間

                     

修理内容:縫い直し+ニス塗り直し(2箇所)

修理料金:¥8,800(税込み)

納期:10日間

                     

修理内容:縫い直し+ニス塗り直し(2箇所)

修理料金:¥8,800(税込み)

納期:10日間

                     

3-4. テーピング一部作製

                     

修理内容:テーピング一部作製(1箇所)

修理料金:¥5,500(税込み)

納期:10日間

                     

修理内容:テーピング一部作製(2箇所)

修理料金:¥9,900(税込み)

納期:10日間

                     

3-5. テーピング全体作製

                     

修理内容:テーピング全体作製

修理料金:¥19,800(税込み)

納期:10日間

                     

修理内容:テーピング全体作製

修理料金:¥19,800(税込み)

納期:10日間

                     

4. 財布の角擦れ修理にREFINEがおすすめの理由3つ

REFINEが財布の角擦れ修理におすすめの理由は大きく分けて以下3つあります。

                     

・2000種類以上の糸在庫

・財布角擦れ関連修理の年間実績4000本

・財布修理専門の職人が在籍

                     

詳しく解説していきます!

                     

4-1. 2000種類以上の糸在庫

REFINEには、2000種類以上の糸在庫があります!

                     

財布の角擦れ修理には、【ステッチを縫い直す工程】が入ることが多いです。

先述の通り、ステッチを縫い直す際に糸の太さや色が異なると、そこだけが目についてしまい、全体的な印象に影響を与えてしまうのです。

その為、ステッチを縫い直す際の糸選びはとても重要になってきますね。

リペアスタジオREFINEは、色や太さの違いで分類すると2000種類以上の糸在庫を所持しています。

その中には、海外から取り寄せている【有名ブランドで使用されているメーカーの糸】も有ります。

                     

だからこそ、海外製のブランド製品にもしっかりなじむ糸を選ぶことができ、縫い直しした部分も違和感の無い仕上がりとなるわけです!

                     

4-2. 財布角擦れ関連修理の年間実績3800本

REFINEでは、財布の【補色】【ニス塗り直し】【縫い直し】【テーピング作製】関連修理実績が年間で約3800本あります。

                     

修理専門店としてのREFINEの使命は、お客様からお預かりした大切なお品を最高の仕上がりで「復元」してお返しすることです。

その最高の仕上がりを実現するためには、「今まで積み重ねてきた実績」が必須となりますね。

例えば、

・【色擦れ】や【ニス剥がれ】については、修理した部分だけ浮かないように「元と同じ色を作り上げる」技術

・【ほつれ】については、縫い直しした部分がなじむように「元の針穴をひろい、最適な糸で縫う」技術

・【テーピング欠け】については、新しく取り付ける革が浮かないように「色と質感の近い革を厳選し、最適な厚みに調整してから、元の通り縫い付ける」技術

                     

財布の【色擦れ】【ニス剥がれ】【ほつれ】【テーピング欠け】関連修理実績だけで年間4000本近くもの大切なお品を預けていただいているリペアスタジオREFINEには、その実績に伴うだけの【技術】と【確実な仕上がり】がある、とご理解いただけるかと思います。

                     

4-3. 財布修理専門の職人が在籍

REFINEには、財布修理専門の職人が在籍しており、最高のクオリティで仕上がりで手元にお返しできます。

                     

修理店というと、一人の職人がバッグも財布も靴も直すイメージが一般的でしょうか?

しかし、REFINEは違うのです。

調色の修理なら「調色専門の職人」、ファスナーの修理なら「ファスナー修理専門の職人」、そして財布修理なら「財布修理専門の職人」というように、各修理分野の職人が担当します。

今まで多くの事例を目にしてきている財布修理専門の職人は、

・様々な商品に向き合ってきたからこそ得られる、財布修理に関する豊富な知識と経験

・確かな財布修理実績に基づいた、安定した高品質で仕上げる技術

を持っています。

また、「調色」など専門的な分野の修理に関しては、各分野の専門職人と密に連携して、それぞれの修理箇所をしっかり仕上げていきます。

                     

その為、REFINEへ財布修理を依頼いただければ、財布修理専門の職人の技術に基づいた「確実な仕上がり」で手元に戻ってくるでしょう!

                     

5. まとめ

今回のまとめです。

                     

・財布の角を綺麗に直したいなら、プロに修理依頼がおすすめ

・プロが行う代表的な財布の角擦れ修理は「補色」「ニス塗り直し」「縫い直し」「テーピング一部作製/全体作製」の4つ

・財布の角擦れ修理には「豊富な糸在庫を所持し、確かな修理実績があり、財布修理専門職人が在籍する」リペアスタジオREFINEがおすすめ!

                     

このコンテンツによって、あなたの「角が擦れてしまった財布に対する悩み」が少しでも解決できたなら幸いです!

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