2022.07.05
プラダ商品のお修理をどこに頼めばいいか、お困りではありませんか?
プラダ商品を修理する方法は以下2つです。
・プラダの正規リペアサービスに依頼する
・修理専門店に依頼する
プラダの正規リペアサービスに依頼した場合、金具や革・生地など「正規の素材」を使用して修理してもらえます。
つまり、プラダのロゴが入ったパーツや特徴的な革にトラブルが起きた場合、まずはプラダの店舗に商品を持って相談に行くと良いでしょう。
一方で、修理専門店の修理では「ブランド正規の素材」を所持していないので、使用できません。
しかし、修理料金が抑えられたり、預けてから手元に戻ってくるまでの期間が短い傾向にあります。
(参考記事:ルイヴィトンの持ち手を交換したい方必見!修理料金の目安と事例写真)
また、正規リペアサービスに修理依頼を断られてしまった商品でも、修理専門店なら修理可能な場合もあるのです。
その為、
・できるだけ費用を抑えたい
・なるべく早く使用したい
・思い入れのある品だからどうしても修理したい
という方は、修理専門店への依頼を検討するのも良いでしょう。
しかし、
「修理料金が安い分、仕上がりは大丈夫?」
「早く仕上がるなんて、その分手抜きしているの?」
と不安に思われる方も多いかと思います。
そこで、修理専門店の一例として【数多くのプラダ商品のお修理実績があるリペアスタジオREFINE】のプラダ修理事19選を写真付きでご紹介します。
これら事例を見ることで、修理専門店の仕上がり・料金・納期の【目安】が理解でき、実際修理専門店へ修理を依頼した際のイメージがつかめるはずです。
是非、最後までお付き合いください!
目次
1. バッグのお修理事例13選!
この章では、バッグを以下の4つの部分に分けて紹介します。
・内張り
・持ち手
・革パーツ
・バッグ本体
それでは、それぞれの修理事例について見ていきます。
1-1. 内張りのお修理
プラダのバッグ内張りで圧倒的に多いご相談が
「内張りの生地がボロボロになってしまって…交換するしかないでしょうか?」
という内容です。
しかし、REFINEなら「内張り全体補強」で対処できる場合があります。
内張り全体補強というのは、ボロボロになってしまった生地部分を含む内張り全体に強度を出し、元の通りに縫い直すお修理です。
そうすることで、元の内張りを活かして見た目は復元され、さらに強度を増すことができます!
ただ、
・縫い直しできないほど生地が弱ってほつれている
・生地の縫い目以外にダメージがある
といった場合は内張り全体補強を施せないため、内張り全体をREFINE在庫生地に交換する「内張り交換」となります。
修理内容:内張り全体補強
修理料金:¥16,500(税込み)
納期:10日間
バッグの内張り交換については、こちらのコンテンツにより詳しく書いてあります。ぜひご覧ください!
→バッグの内側を張替えたい方へ!REFINEの基本料金とお修理事例を大公開
1-2. 持ち手のお修理
REFINEでのプラダのバッグの持ち手関連修理で代表的な事例は、以下の4つです。
・ショルダーベルト縫い込み
・ショルダーベルト芯交換
・持ち手作製
・持ち手貼り直し
ショルダーベルト縫い込み
バッグのショルダーベルトの付け根が切れてきてしまった時は、「縫い込み」を施します。
切れてしまったショルダーベルトの付け根は、本体の内側に縫い込むことで再び安心して使用できるようになります。
内側に縫い込む分わずかに短くなりますが、バッグのショルダーベルトは長さが調整できる構造のものも多いので、使用に支障が出ることは無いでしょう!
修理内容:ショルダーベルト縫い込み
修理料金:¥5,500(税込み)
納期:10日間
切れそうな持ち手についてのこちらのコンテンツも是非ご覧ください!
→バッグの持ち手が切れそう?すぐに使用を中止すべき2つの理由
ショルダーベルト芯交換
リュックのショルダーベルトがぐにゃぐにゃと柔らかくなってしまった際は、「芯交換」を行います。
リュックのショルダーベルトには「芯」が入っていることが多いです。
この芯が使用しているうちに折れてきてしまうと、ショルダーベルト自体も張り・固さが無くなり、型崩れしてしまいます。
ショルダーベルトに最適な固さが無いと、荷物の荷重が偏って体に伝わってしまい、疲れの原因になりますよね。 そんなときは内側の芯を交換することで、再びしっかりとしたショルダーベルトでリュックを背負うことができますよ!
修理内容:ショルダーベルト芯交換
修理料金:¥27,500(税込み)
納期:15日間
持ち手作製
持ち手が使用によるダメージでボロボロになってしまった時は「持ち手作製」というお修理を行います。
持ち手全体に剥がれや汚れ・変形が見られる際は、新しい持ち手を作り直すことで、再び長く使用することができます!
また、REFINEで作製する持ち手は、
・革
・糸
など、使用する素材はもちろん
・持ち手の側面に塗ってある革用ニスの色
・持ち手内部の芯の固さ/形
までも元の持ち手をきっちり再現するので、バッグ全体の雰囲気を変えることなく仕上がります!
修理内容:両持ち手作製
修理料金:¥28,600(税込み)
納期:15日間
修理内容:持ち手作製
修理料金:¥22,000(税込み)
納期:15日間
持ち手貼り直し
ステッチの入っていない持ち手が剥がれてしまった時は、「貼り直し」を行います。
ステッチの入っていない持ち手は基本的に
・表の革
・芯
・裏の革
の3層構造になっています。
それらの接着が剥がれ分離してしまった場合、まずはそれぞれを接着剤で貼り直します。
そして、接着した断面に革用のニスを塗ることで、元の持ち手を復元することができます。
その時、塗ったニスの色が元と少しでも違うと印象が変わってしまうため、REFINEでは「色を作る=調色」専門の職人が担当しています。
その為、安心してご依頼いただけますよ!
さらに、REFINEではステッチが入っていない持ち手の「貼り直し」に加えて「ステッチ入れ」を提案しています。
それは、持ち手の両端に新しくステッチを入れることで、剥がれの再発防止につなげるためです。
ステッチに使用する糸は、元々のステッチと似ている糸を厳選するので、しっかり本体になじんだ仕上がりになりますよ!
「貼り直しのみ」以上の強度が出るので、おすすめです。
修理内容:持ち手張り直し+ステッチ入れ
修理料金:¥16,500(税込み)
納期:10日間
貼り直し+ステッチ入れについてはこちらのコンテンツでも紹介しています!
→鞄の持ち手が剥がれてボロボロな時の修理方法3選と修理店選びのコツ
1-3. 革パーツのお修理
REFINEでのプラダのバッグの革パーツ関連修理で代表的な事例は、以下の2つのパーツについてです。
モモ補強/モモ作製
≪持ち手(ショルダーベルト)と本体を繋ぐ革パーツ≫
パイピング一部作製
≪バッグを縁取り、縫い目が見えていない革≫
モモ補強
モモがちぎれそう、もしくはちぎれてしまった際は、「モモ補強」を施します。
「補強」というのは、元のパーツの強度を上げた上で、ちぎれていない状態に復元するお修理のです。
作り変えることなく元のパーツを活かすため、トラブルが起きる前の状態へと復元することができますね!
*モモのダメージ具合によっては、強度の面から、次で紹介する「モモ作製」をご提案する場合があります。
修理内容:モモ補強(1カ所)
修理料金:¥6,600(税込み)
納期:10日間
修理内容:モモ補強(1カ所)
修理料金:¥6,600(税込み)
納期:10日間
モモ作製
モモに全体的なダメージが見られる場合は、「モモ作製」という修理を行います。
・全体的に弱っている
・色剥げが酷い
など、全体的なダメージがモモに見られる場合は、新しいモモを作製して取り付けを行います。
なぜなら、モモは持ち手と本体を繋ぎ力のかかりやすい部分です。
全体的に強度が無いモモをそのまま補強してしまうと、力がかかった際に再発の可能性が高まるので、新しくモモを作製することをおすすめしています。
その際は、革や糸を厳選し、側面に塗る革用ニスもしっかり元の色を再現するので、修理後もバッグの印象を大きく変えることなく、ご使用いただけますよ!
修理内容:モモ4ヵ所作製
修理料金:¥22,000(税込み)
納期:10日間
パイピング一部作製
パイピングの一部が欠損したり、削れて中の芯が見えてきている場合は「パイピング一部作製」というお修理になります。
バッグ側面や底に入っている型崩れ防止用の芯を包んでいる革のことを、パイピングと呼びます。
このパイピングは、特に底角が擦れやすく、中に入っている芯が見えてきてしまうことが多いのです。
それを放置しておくと、芯が飛び出し、最終的にバッグが型崩れしてしまうことも…。
そうならない為に、無くなってしまったパイピングの部分だけを作製し芯を保護することで、見た目も機能面も気持ちよくご使用いただけますね!
*ダメージが広範囲に及ぶ場合は、パイピング全体を交換する「パイピング作製」も可能です。
修理内容:パイピング一部作製(2ヵ所)
修理料金:¥9,900(税込み)
納期:10日間
修理内容:パイピング一部作製(4ヵ所)
修理料金:¥16,500(税込み)
納期:10日間
パイピングのお修理についてはこちらのコンテンツに詳しく記載してあります。ぜひご覧ください!
1-4. バッグ本体のお修理
REFINEでのプラダのバッグ本体修理で代表的な事例は、以下の3つです。
・ニス塗り直し
・底角補色
・かぶせ生地縫い込み
ニス塗り直し
バッグに塗ってある革用のニスが割れたり剥がれてしまった際は、「ニス塗り直し」を行います。
革と革を接着した断面に塗られる革用のニスは一般的な木工用ニスと異なり、乾燥後の柔軟性が特徴ですが、使用を重ねるうちに劣化して≪ひび割れ≫や≪剥がれ≫が生じます。
加えて、一度ひび割れなどが起きると、そこを起点としてどんどん範囲が広がっていく傾向にあるので、見つけ次第早めの対処をおすすめします!
REFINEでのニス塗り直しは、古い革用ニスを除去し、元と同じ色の新しい革用ニスを塗り直します。
実は、同じ商品でも使用環境などによってニスの色変化は微妙に異なるので、塗り直す際に変化後と少しでも違う色を塗ってしまうと違和感が出てしまいます。
しかし、「色を作り出す=調色」専門の職人がいるREFINEなら、元の色をほぼ完璧に再現しなじんだ仕上がりでお返しできるでしょう!
修理内容:ニス塗り直し(左右マチ)
修理料金:¥9,900(税込み)
納期:10日間
ニスの塗り直しについては、こちらのコンテンツでもお話しています!
→鞄の持ち手が剥がれてボロボロな時の修理方法3選と修理店選びのコツ
底角補色
バッグ本体の色剥げがある場合は、「補色」という修理を施します。
バッグで色剥げが起きやすいのは、「底角」です。
色が剥げていても使用に支障はありませんが、一度目につくと気になってしまうものですよね。
その際、REFINEでは周囲と同じ色を色剥げ部分に補う「補色」という修理を行います。
先述の通り、REFINEには「色を作る=調色」専門職人がいるので、補色した部分がわからないクオリティでお返しできるでしょう!
修理内容:底角補色(4ヵ所)
修理料金:¥12,100(税込み)
納期:10日間
バッグの補色については、こちらのコンテンツで詳しくお話しています。ぜひご覧ください!
→色落ちした革バッグが元通り!修理専門店へ依頼する3つのメリット
2. 財布のお修理事例6選!
この章では、財布を以下3つの部分に分けてREFINEのお修理事例を紹介します。
・スナップボタン
・引手
・財布本体
それぞれ詳しく見ていきましょう!
2-1. スナップボタンのお修理
プラダのスナップボタン関連でREFINEにて承ることが多い修理は、「再生」という修理です。
プラダのお財布のスナップボタンには、「PRADA」とロゴが入っていることが多いですね。
一般的な修理専門店では、スナップボタンが取れたときは交換となってしまうことが多い為、取れてしまったロゴ入りスナップボタンを活かしたいときはREFINEの「再生」がおすすめです。
「再生」というのは、取れてしまったスナップボタンを取りつけなおす修理です。
ロゴ入りのスナップボタンを再び取り付けることによって、取れる前の状態を復元できますね!
ただ、
・大きく歪んでいる(変形している)
・一部が欠損している
といった場合は、プラダのロゴが入っていないREFINE在庫スナップボタンへの交換となります。
修理内容:凹スナップボタン再生
修理料金:¥4,400(税込み)
納期:10日間
修理内容:凹スナップボタン再生
修理料金:¥4,400(税込み)
納期:10日間
スナップボタンの再生については、こちらのコンテンツにも詳しく書いてあります。ぜひご覧ください!
→財布のスナップボタンが取れた時!プロ直伝「やってはいけない事」と「お修理事例」
2-2. 引手のお修理
REFINEでのプラダ財布の引手関連で代表的なものは「引手作製」というお修理です。
・引手がちぎれてしまった
・引手の一部が剥がれてしまった
このように、革引手に不良が出た際は、「引手作製」を行います。
引手作製の際、REFINEでこだわっているのは
①使用する革の質感や色
②引手の側面に塗る革用ニスの色
③ステッチに使用する糸の太さや色
以上3つを元の引手とほぼ同じにする、ということです。
そのために、REFINEには多くの革や糸の在庫が常に揃っており、ニスの色を作り出す「調色」専門の職人が在籍しているので、高い再現度で引手を作製することができます!
修理内容:引手作製
修理料金:¥5,500(税込み)
納期:10日間
2-3. 財布本体のお修理
REFINEでのプラダの財布本体修理で代表的な事例は、以下の3つです。
・ニス塗り直し
・マチ補強
・四つ角一部作製
ニス塗り直し
革と革の接着面に塗ってある革用ニスが剥がれてしまった場合は、「ニス塗り直し」を行います。
先述の通り、ニスは剥がれや割れが起きるとどんどん範囲が広がっていく傾向にあるので、見つけ次第早めの対処をおすすめします!
「色を作り出す=調色」専門の職人がいるREFINEなら、新しくニスを塗った部分もしっかり本体になじんだ仕上がりでお返しできるでしょう!
修理内容:ニス塗り直し
修理料金:¥4,400(税込み)
納期:10日間
マチ補強
お財布のマチが破れてしまった時は、「マチ補強」を行います。
REFINEのマチ補強では、破れてしまった部分を補強し強度を十分に出した上で、元の通りに縫い直します。
革が破れてしまうと「もう直らないかな?」と思われる方が多いのですが、「復元」を掲げているREFINEなら、トラブルが起きる前に戻すことができますよ!
諦めずに一度ご相談くださいね。
*マチのダメージ具合によっては、マチを丸ごと作り直す「マチ作製」となることがあります。
修理内容:マチ補強(一カ所)
修理料金:¥6,600(税込み)
納期:10日間
四つ角一部作製
お財布の角が欠損してしまった際は、「一部作製」することができます。
お財布の角は、擦れやすい部分です。
その為、「角の革だけ擦れて欠損してしまって…」とご相談いただくことがあります。
その、REFINEでは欠損してしまった部分に革をあてて作製する「角一部作製」を施します。
色や質感を厳選した革と、太さや色味にこだわった糸を使用するので、違和感の無い仕上がりとなりますよ!
修理内容:四つ角一部作製
修理料金:¥13,200(税込み)
納期:10日間
3. プラダのお修理にREFINEがおすすめの理由3つ
プラダ商品のお修理にREFINEがおすすめの理由は3つです。
・最短10日間納期のお約束
・各分野の専門職人が在籍
・数多くのプラダお修理実績
では、一つ一つ見ていきましょう!
3-1. 10日間納期のお約束
REFINEでは、お修理がスタートした日から原則10日間以内にお客様へ返送しています。
お気に入りのバッグやお財布は使用頻度が高いですよね。
それなのに、
「修理に出したら1か月近くも戻ってこなくて、使おうと思っていた日に使えなかった」
なんてことになったら、がっかりしてしまいます。
その為REFINEでは、【商品がREFINEに到着し、正式見積りを了承いただいたうえでお修理スタートした日から原則10日以内に返送】という納期を掲げています。
*実際に拝見した商品状態や修理内容によっては、15日以内の返送となる場合があります。
また、REFINEでは「早く仕上げて返送する分、手を抜く」といったことは絶対に行いません。
それは、
「大切なお客様の品物をお預かりした以上、最高品質に仕上げるのは当たり前。その上で、なるべく早くお客様に喜んでいただきたい!」
といった想いを胸に、一つ一つ品物に向き合う職人が集まっているREFINEだからこそ、高い品質と早い納期を両立できるのです。
なるべく早くお気に入りのバッグやお財布を再び使用したいなら、【10日間納期】のREFINEへ是非ご相談ください!
3-2. 各分野の専門職人が在籍
REIFNEの職人は、一人ひとり修理の専門分野を持っています。
修理専門店のイメージとして多いのは、「一人の職人がどんな修理でも行う」というものでしょう。
そういったマルチに修理ができる職人が在籍するお店も多いと思いますが、REFINEでは職人一人ひとりが各修理の専門知識をもっています。
例えば、色を作り出す修理は「調色専門の職人」、持ち手の修理は「持ち手修理専門の職人」、金具の修理は「金具修理専門の職人」が担当することになっています。
つまり、専門分野の修理を数多く担当してきた経験から、【圧倒的な知識】を持っているということですね。
また、様々な事例を目にし実際に手を動かして習得した【技術力】で、最高の品質に仕上げることができます。
各専門の職人が責任を持って一つの商品を担当することによって、最高品質の仕上がりが実現できるということです!
3-3. 数多くのプラダ商品の修理実績
1・2章で紹介してきた 事例を含め、REFINEでは数多くのプラダ商品を修理・復元してきました。
他ハイブランドと同様に歴史あるブランドなので、修理をして長く大切にご使用されている方が多いのはプラダの特徴でもありますね。
その為、REFINEには様々な年代のプラダ商品がご依頼品として届きます。
だからこそ、年代ごとの構造や素材の変化に気づき、最適な修理方法で最高のクオリティに仕上げることができるのです。
お気に入りのプラダ商品に何かトラブルが起きた際は、是非REFINEへご相談ください!
4. まとめ
今回のまとめです。
・プラダの商品を修理できるのは、「正規リペアサービス」か「修理専門店」の2つ
・プラダの商品を修理専門店に依頼するなら、「原則10日で返送し、職人一人ひとりが修理専門分野の圧倒的な知識と技術力を持ち、確かなプラダの修理実績がある」リペアスタジオREFINEがおすすめ!
このコンテンツを通して、一人でも多くの「プラダ商品の修理について悩んでいる人」のお力になれたら幸いです。